darktableとデジタル画像処理

マウント消失の恐怖

キヤノンが、RFマウントで、ASP-Cサイズのレンズとカメラを出したことは知っていました。 これは、EF-Mマウントがなくなることを意味します。 過去に消滅したマウントには、ニコンのニコン1のCマウントがあります。 筆者は、Cマウントのカメラを使っていた…

レンズの価格(9)

8)問題の整理 安価なレンズが使えるかという検討を進めてきました。 ポイントを再度整理します。 「デジタル補正では、色収差と湾曲収差は補正できます。 これから、EDレンズがなくても、色収差には、問題がないことが分かります。 ただし、ボケの表現は異…

レンズの価格(8)

7)キャノン EF 40mm F2.8 キャノンのフルサイズのEFマウントの入門用交換レンズには、50mmとパンケーキレンズがあります。 No.1のベストセラーは、EF 50mmF1.8 STMです。 パンケーキレンズは、40mm F2.8です。 EF50mm F1.8は、1987年3月発売の古いレンズで…

レンズの価格(7)

6)デジタル補正と非球面レンズ 6-1)デジタルカメラの設計 レンズの収差は、色収差とザイデルの5収差(単色収差)に分かれます。 色収差は、プリズムの色分解作用で起こりますが、デジタルカメラでは、RGBのピクセルのずれなので、デジタル補正で簡単に…

darktableの色収差補正の留意事項

1)darktableの色収差の基本知識 色収差補正については、カメラ内のRAW作成時の補正できるカメラと補正しないカメラで対応が異なります。 これは、darktableの問題ではないのですが、最終画像に大きく影響します。 この点に気付いたきっかけは、yasuo_ssi氏…

レンズの価格(6)

5)色収差とレンズ価格 フィルムカメラでは、レンズの歪は、そのままフィルムの上に焼きつけられました。 デジタルカメラになって、レンズの歪は画像処理にょって補正が可能になりました。 フォーサーズの場合、オリンパスは、レンズ内で補正をし、パナソニ…

Gimpで太陽を入れる(3)

今回は、写真1のように、gimpで太陽を入れる前の写真の太陽が、成功しているばあいです。 写真2では、その太陽の上に、gimpで太陽を上書きしています。 本物の太陽では、太陽の部分が白飛びしてのっぺりしますが、gimpの太陽は芯があるように見えます。 写…

Gimpで太陽を入れる(1)

Canonのパンケーキレンズのganrefの写真をみたら、Photoshopに書きこんだような太陽が多かったので、Gimpで太陽をいれてみました。 "Filters"メニューー> "Light and Shadow"ー> "Supernova"を選びます。 Supernova(超新星)ダイアログ ボックスの画像プ…

キヤノンのパンケーキレンズ

「Canon EF 40mm f/2.8 STM」の解像度が高いというので、Canonのパンケーキレンズのデータを並べてみました。換算画角40mmのレンズが3種類あります。 FEマウント Canon EF 40mm f/2.8 STM FESマウント Canon EF-S 24mm f/2.8 STM FE-Mマウント Canon EF-M 22…

ツバキの花の写真(1)

冬になって、花は、ツバキとウメだけになってしまったので、ここのところ、ツバキと梅の写真を撮っています。 ウメは例年より開花が早いのですが、その分、花のサイズが小さく、あまりよい写真にはなりそうにありません。 レンズを替えて撮影しています。 最…

レンズの価格(4)

3)公開マウント戦略 3-1)マウントの歴史 カメラのマウントは、最初は、レンズを取り付ける枠のサイズでしかありませんでしたが、自動露光、自動焦点が入ってくると、電子制御のための端子が設けられるようになります。 この部分は、リバースエンジニア…

レンズの価格(3)

2)富士フィルムのレンズ戦略の変更 前回は、バリューアングルというあてにならない指標を取り上げました。 あてにならないというのは次の点です。 (1)フランジバックは、レンズの出っ張りを考慮していないので、不正確です。 (2)バリューアングルは…

レンズの価格(2)

2)バリューアングルとZとRFマウントのカメラのAPSーC性能 バリューアングル(Value Angle)は、富士フイルムの X Summit で提案された「ミラーレスカメラシステムの可能性を測定および比較する指標」です。 バリューアングルの記事は既に、多数出てます。 …

レンズの価格(1)

1)ミラーレスカメラの価格 レンズの価格について考えてみます。 最初に、カメラの価格を振り返ります。 10年くらい前には、AS-Cの入門カメラの価格は、5から7万円くらいでした。 2022年の売れ筋のAPS-C以下のセンサーサイズのミラーレスカメラで、BSCラン…

Jpeg XLとAVIF

darktable4.2は、jpegの拡張であるJpeg XLとAVIFをサポートしています。 <== darktable が JPEG XL 画像を読み書きできるようになりました。 AVIF および EXR 形式のプロファイル サポートが改善されました。また、完全な準拠を要求しないことで、AVIF リ…

Bruce Williamsさんのdarktable4.2の概要

darktable4.2のBruce Williamsさんの解説が4回分(120-123)you tubeに投稿されています。 Bruce Williams Photography https://www.youtube.com/results?search_query=Bruce+Williams+photography

darktable4.2の概要

大きな変更点は、既に記載したので、今回は、その他の変更点です。 レンズ補正については、次のように書かれています <== lensfun ライブラリは必須の依存関係になりました。これにより、すべてのダークテーブル ビルドにレンズ補正モジュールが正しく含…

darktable4.2が21日にリリースされました

darktbale4.2がリリースされました。 今回は、クリスマスではなく、水曜日 21 日 (冬至) に発表されました。 12月18日の時点で、ベータ版も、4.1から、4.3に変更になっています。 筆者は、現在4.1を使っていますが、危うく、これをインストールするところで…

Nikon のポートレート/ウェディングフォト撮影ガイド

NIkonのデジタルカメラは、キヤノンに比べ、マニュアルが充実しているので、定評があります。 PDFのマニュアルは、誰でも、ダウンロードして見ることができます。 Z 7IIは、2022年12月11日に発売された新しいカメラです。 旧型のZ7のときにはなかった、「ポ…

イルミネーションの撮影(2)

前回の撮影例は、ズームレンズを使っていますので、F2.8です。 今回は、F1.4の単焦点レンズの例です。 カメラは、Kiss Mで、レンズは、シグマの16mmF1.4です。 写真1は、1/60秒、F1.4、ISO320です。 カメラにも、レンズに手ぶれ防止はついていません。 絞り…

イルミネーションの撮影(1)

冬になるとイルミネーションが多く見られます。 イルミネーションの撮影の試行錯誤について、メモを残して、忘備論にしたいと思います。 今回の題材は、つくば市のランタンアート2022です。 ランタンは、とても小さいです。 また、ライティングの設計はまっ…

編集履歴の簡単なコピー

編集履歴をコピーする基本は、右パネルをつかう方法ですが、ショートカットキーも使えます。 これは、2つの画像が同じ条件で撮影されていることが前提です。ダークルームで、ctrl + shift + C を使用すると、写真1のようなサブメニューが出ます。ここで、…

パナソニックの新レンズLEICA DG VARIO-ELMARIT 12-35mm F2.8 のブランド戦略

パナソニックが、12月15日に、「LEICA DG VARIO-ELMARIT 12-35mm F2.8 ASPH. POWER O.I.S. 」を、2023年2月16日、希望小売価格は11万5500円(税込)で発売するとアナウンスしました。 このレンズは、2017年発馬のLUMIX G X VARIO 12-35mm / F2.8 II ASPH. / …

冬のメジロ~つくば市とその周辺の風景写真案内(976)

冬のメジロ 木の上の鳥を撮影してみたら、メジロでした。 換算300mmのレンズで大きくトリミングしていますので、画質は今一つです。 梅の花以外で、メジロを初めてみました。 写真1 メジロ 写真2 メジロ

ハドソン・リバー・スクールの研究(13)

12)ケンセット「ジョージ湖」(1869) 12-1) 略歴 1840年に画家仲間のジョン・ウィリアム・カシリア、アッシャー・ブラウン・デュランド、トーマス・ロシターとヨーロッパに留学し、7年間、ロンドン、パリ、ドイツ、アイス、イタリアを旅行しています。…

ハドソン・リバー・スクールの研究(12)

13)ビアスタットの技法 今回は、ビアスタットの技法を写真に応用してみます。 アダムスのゾーンシステムは、部分的に露光をアップまたはダウンさせる手法です。 この技法は、darktableであれば、露光モジュールのインスタンスを増やして、各インスタンス…

ハドソン・リバー・スクールの研究(11)

12)ビアスタット「ランダーズ ピークのロッキー山脈」(1863) 12-1)略歴 ハドソンリバースクールの第2世代の2人目として、アルバート ビアスタット を取り上げます。 アルバート ビアスタット (1830–1902) はドイツで生まれ、2 歳のときに家族でマサ…

ハドソン・リバー・スクールの研究(10)

11)チャーチ「熱帯の朝」(1858) 「熱帯の朝(Morning in the Tropics)」(1858)は、チャーチの 高さ: 8 1/4 x 幅: 14 インチ (21 x 35.5 cm)の油絵せう。 メリーランド州ボルチモアにあるウォルターズ美術館(The Walters Art Museum)に収納されてい…

ハドソン・リバー・スクールの研究(9)

10)チャーチ「アンデスの山奥」(1859) 第2世代のハドソンリバースクールとして、今回は、 フレデリック・エドウィン・チャーチの「アンデスの山奥」(1859)を取り上げます。 10-1)フレデリック・エドウィン・チャーチ まず、ウィキペディアか…

ハドソン・リバー・スクールの研究(8)

9)トーマス・コール「オックスボー」(1836)(2) 前回、表現とコンテクストの説明をしましたので、この本が、何を目指しているのかを整理してみます。 最初に、コンテクストの復習をします。 図式的に描けば次のコンテキストの図式になります。 「自然風…