darktableとデジタル画像処理

マスクのブレンドモードのマニュルの和訳

写真の解像度を上げたり、ローカルコントラストを変更するためには、間接的な話題ですが、折角の機会なので、ブレンドモードのマニュルを、整理して置きます。 ブレンドモードというのは、マスクの操作をする場合の共通処理になります。 darktableの初心者に…

写真の解像度を上げる(4)ローカルコントラスト(3)マニュルの復習

ローカルコントラスト(3)マニュルの復習 実例を示したあとで、マニュルに戻って、復習します。 写真1は、デフォルトのローカルラプラシアンフィルタを選択しています。今までの実例のモードです。 写真2は、バイラテラルグリッドを選択しています。スラ…

写真の解像度を上げる(3)ローカルコントラスト(2)風景

ローカルコントラスト(2)風景 ローカルコントラストには、detail、highlights、shadows、midtone rangeの4つのスライダーがあります。 前回は、風車の風景写真を例に、この4つのスラーダーを、プリセットから、右側に動かした場合の変化をみました。 今回…

写真の解像度を上げる(2)ローカルコントラスト(1)風景

ローカルコントラスト(1)風景 darktableで、解像度を上げるモジュールには、コントラストイコライザー、ヘイズ除去、ハイパスフィルターがあります。今回は、基本のローカルコントラストを取り上げます。 実例をあげて、すこし丁寧に見ていきます。 ロー…

写真の解像度を上げる(1)撮影条件

撮影条件 写真の解像度の問題をシリーズで扱いたいと思います。 写真をくっきりさせることは、風景写真では、必須の条件です。 ポートレートでは、くっきりさせることは、必須ではありませんが、関連する範囲で、その場合も述べます。 今回は、darktableで編…

10年前の2011年の写真教室

2011年は、10年前です。10年前に、Marc Levoy 先生が、スタンフォード大学で行った「Digital Photography」の講義をWEBで垣間見ることができます。 CS 178 - Digital Photography Spring Quarter, 2011 Marc Levoy https://graphics.stanford.edu/courses/cs…

カラーキャリブレーションの不調(2)

前回のカラーキャリブレーションの不調(1)では、次の2点が課題でした。 1)カラーキャリブレーションの白が、カメラのホワイトバランスの白より、色がつくことがある。 2)カメラのホワイトバランスの色温度と、カラーキャリブレーションの色温度を一致…

カラーキャリブレーションの不調(1)

今回は、恐らく、カラーキャリブレーションには、バグがあるらしいという話題です。 写真1は、芝生の上に座っている犬です。犬の毛色は、白と、黒とタン(茶)です。タンは、顔にはありますが、それを除けば、毛色は白と黒です。写真1は、カメラの自動WBを…

ブルーボートハウスにチャレンジ

オーストラリアのパースに、一般にブルーボートハウス(The Blue Boat House)と呼ばれるクローリーエッジボートシェッド(The Crawley Edge Boatshed)があります。 このボートハウスは、パースで随一の観光撮影スポットです。 ボートハウスは、1930年にできた…

初めてのdarktable3.6(3.4改訂版)(3)

これは、2021年1月5日と2021年1月6日に書いた、初めてのdarktable3.4の改訂版です。 元の記事は以下にあります。 露光の説明の課題 2021/01/06 初めてのdarktable3.4(3) 2021/01/05 表示参照ワークフローの概要(1) dakrktableでは、ワークフローを選択…

ARTのスキャン画像処理とDTの比較

以前、Raw Therapeeの派生ソフトである、ARTをインストールしました。 ARTのインストール 2021/09/29 ARTの解説「Processing scans」を見ていたら、古いフィルム時代の写真をスキャンした画像の編集ができると書かれています。darktableには、ネガの現像モジ…

初めてのdarktable3.6(3.4改訂版)(2)

白飛びとETTR(右側合わせて露出) 今回は、RAWでの撮影の基本となるETTR(右側合わせて露出;exposing to the right)について説明します。 darktableでは、白飛びしないRAW画像を使って、画像編集をします。デジタルカメラで保存画像を「RAW+Jpeg」した場…

初めてのdarktable3.6(3.4改訂版)(1)

これは、2021年1月3日に書いた、初めてのdarktable3.4の改訂版です。 元の記事は以下にあります。 初めてのdarktable3.4(1) 2021/01/03 予定通りであれば、2021年12月25日にはdarktable3.6が出るので、来年には、更に改訂が必要になると思われますが、と…

EF-Mマウントレンズの比較(2)

燧ヶ池を広角で撮影するために、kiss Mを取り出してきたので、手持ちのレンズを交換して、夕日を撮影してみました。写真毎に撮影日が異なりますので、厳密な比較には、なりませんが、それでも、レンズの特性は、わかると思います。 また、参考までに、Fuji f…

EF-Mマウントレンズの比較(1)

燧ヶ池を広角で撮影するために、kiss Mを取り出してきたので、KissM の手持ちのレンズを交換して、同じ風景を撮影してみました。写真毎に撮影日が異なりますので、厳密な比較には、なりませんが、レンズの特性は、わかると思います。 今回、比較をしたかった…

トーンイコライザーのプリセット

トーンイコライザーには、プリセットがあります。 写真1は、トーンイコライザーのプリセットです。 マニュアルには、次のように書かれています。 プリセット トーンイコライザーは圧縮シャドウとハイライトに使用を使用することができ、いくつかのプリセッ…

カラーキャリブレーションによる夕陽の色の調整

darktable3.4では、カラーのワークフローをモダンにすると、ホワイトバランスに代わって、カラーキャリブレーションを使う設定になっています。 夕陽を赤くする方法では、一般には、ホワイトバランスの色温度を調整する手法が知られています。 カメラのモー…

darktableとETTRの設定(3)

屋外の写真でも、露光を変えて、ETTRのテストをしてみたので、結果を報告します。 カメラは、前回と同じKiss Mです。レンズは、EF-M11-22mm F4-5.6 IS STMです。 本題の前に、広角レンズをリストアップして見ました。 2021年時点のめぼしい広角レンズは以下…

ARTのインストール

aw Therapeeは、darktableと人気を2分するフリーのRAW現像ソフトです。 恐らく、機能の数は、darktableより多いと思われます。また、ベースカーブ使っていますが、ベースカーブの処理をプロセスのできるだけ後ろに持ってくるように、工夫されているようで、d…

darktableとETTRの設定(2)

ETTRにするには、基本的には、標準露出よりも、プラス側に、露出を設定します。 そのプラスの量は、カメラのモニターのヒストグラムで確認することになります。 カメラのモニターのヒストグラムは、Jpegを基準にしています。保存するデータをJpeg 形式に設定…

darktableとETTRの設定(1)

ETTR(Exposing to the Right)は、白飛びしない範囲で、最大限の情報をRAW画像に収める手法です。 darktableのマニュルには、さらっとしか、書かれていません。photographylifeを読んでみたところ、いままで、正しく理解していない点があることに気づいたの…

Spencer Coxの「写真の基本:完全な初心者向けガイド」

photography lifeというWEBに、Spencer Coxさんが、「Photography Basics: The Complete Beginner’s Guide」という連載記事を書いています。 Photography Basics: The Complete Beginner’s Guide https://photographylife.com/photography-basics 全部で15回…

darktableの人気度

pixls.usの「Free Software Projects」というページに、フリーの写真関連のソフトウェア・プロジェクトが、リストされています。 ソフトウェアは、「Raw Processing」、「Pixel Editing」、「View, Sort, and Manage」、「Web Galleries」、「Camera Utiliti…

ノスタルジック・セピアの研究(6)

lut 3Dのセピアのプリセットパラメータでは、Stuart SowerbyさんのFilms: Fuji XTrans IIIのSepiaが使いやすいだろうという結論になりました。 問題は、どのように画像を調整するかのゴール設定です。 今回は、この問題を、ペットの写真を例に、考えてみます…

広角レンズとdarktable

9月22日の記事では、中秋の名月の風景写真の記載に、カメラのレンズのことも、入れてしまいました。今回は、カメラ関係の記載は、darktableのシリーズに分けて記載します。 写真1は、燧ヶ池の曼殊沙華と筑波山です。 カメラは、オリンパス OM1 mark IIで、…

ノスタルジック・セピアの研究(5)

今回は、Marc RooversさんのPictureFXから、Analogfx Sepia Colorを使っています。 検討事項は、カラーバランスRGBで、色を調整して見ることです。 写真1は、基準画像です。 写真2は、lut 3Dで、Analogfx Sepia Colorを使っています。 写真3は、コントラ…

ノスタルジック・セピアの研究(4)

今回は、lut 3D標準パラメータは、Haldclut(Raw Tharapie)です。Haldclutには、セピアはないかという疑問に対するお答えです。 HaldCut 最初に、補足をしなければなりません。 3.6のマニュルには、Haldclutファイルの入手方法が記載されていません。 入手…

ノスタルジック・セピアの研究(3)

今回は、部分カラーの使い方の応用を確認しておきます。 主役の部分がカラーなら、それ以外の部分をモノクロにすると、カラーが引き立つというのが、前回のまとめです。それなら、効果は、モノクロに限らないだろうという点が、今回のテーマです。 写真1は…

ノスタルジック・セピアの研究(2)

2回目の今回は、vignettingベグネッティングを中心に、セピア色の写真を加工してみます。 写真1が、lut 3Dでセピア色にしたサンプル写真です。 写真1は、セピアですが、古い写真に比べると、最近の写真は写りが良すぎてリアルです。特に、目立った黒つぶ…

DXの5W 1H(1)

新聞を読んでいると、企業Aが、新しくAIを使ったサービスを始めたというタイプの記事をよく見かけます。こうした記事は、読むとストレスになるので、できるだけ読まないようにしています。ストレスになるというのは、こうした記事は、読んでも理解できないか…