darktableとデジタル画像処理

中華レンズの進化

最近の中華レンズは、進化しています。 Yongnuo ヨンヌオ は、CANONのEF50mmF1.8のデッドコピーの製品をだしたことで知られています。 図1は、EFマウントの35mmF2のレンズです。 これは、2018年ころのレンズで、MTF曲線はかなりあれています。 2万円以下…

MTF曲線の旅(6)周辺劣化の問題

前回は、ガウスタイプのレンズは、周辺画像が劣化しやすいが、レンズ枚数が減るので、中央の抜けがよい画質になることを説明しました。 もっとも、佐藤氏は、ガウスタイプでも、まだ、枚数が多い場合があるといっています。 3群3枚構成のトリプレットである…

MTF曲線の旅(5)MTF曲線の限界

MTF曲線でわかることには、限界があります。 色のりは、わかりません。 そもそも色のデータは基準化が遅れています。 MTF曲線では、解像度がわかるはずですが、チャートを撮影した解像度とは必ずしも一致しません。 非球面レンズとUDレンズが安価になったの…

MTF曲線の旅(4)LUMIX G 42.5mm / F1.7

デジタルカメラは、2000年頃から始まります。 レンズ設計も、2000年頃に、第1段として、変化します。 2000年頃は、センサーが高かったので、APS-Cのようなクロップセンサーが主流でした。 クロップセンサーであれば、カメラとレンズを小さくできます。 しか…

MTF曲線の旅(3)EF50mmf/1.8 II

ウキペディアの英語版には、次のように書かれていました。 < CANONEF50mmf/1.8 IIまたはニコンAFニッコール50mmf/1.8D は非常に安価ですが、非常に高速で光学的に高く評価されています。 > 今回は、ここから、スターとします。 写真1が、AFニッコール50mm…

MTF曲線の旅(2)ボケとF値

F値の論点を整理して置きます。出典は、英語版のWikipediaです。 まずは、絞りに関係する経験則を説明します。 晴れ16ルール(Sunny 16 rule) 写真における F 値の使用例は、晴れ 16 ルールです。 晴れた日には、f/16 の絞りとフィルムの ISO 速度の逆数に最…

最近のレンズの価格

最近のレンズの価格の高騰は異常です。 1)OMDSのED 9-18mm F4.0-5.6 M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6のII型がでました。 レンズの構成は同じです。光学系を継承しつつ、鏡筒デザインを変更し、別売だったレンズフード(LH-55D)を同梱としています。 …

Jpegの闇

OMDSが、「OM SYSTEM OM-1 Mark II」を発表しました。 ハーフNDフィルターがセールスポイントになっています。 しかし、ハーフNDフィルターは、カメラ内現像です。 ハーフNDフィルターには、汎用性がありません。 フジフィルムのフィルムシミュレーションもJ…

レンズの価格と性能(10)24㎜F2.8の単焦点レンズ

最近では、F1.7やF2.0のズームレンズも出ていますが、一般には、一番明るいズームレンズは、通しでF2.8です。 単焦点レンズを購入する場合、F2.8未満であれば、単焦点レンズでなければ、実現できない撮影条件があります。 このためF2.8以上の暗い単焦点レン…

レンズの価格と性能(9)ズムームレンズの進歩

今回は、新旧のズームレンズを比較してみます。 EF20-35mm F3.5-4.5 USMは、フィルム時代の広角のズームレンズです。 希望小売価格[税込]は、¥88,000なので、キットレンズではなく、一応の水準のレンズと思われます。 図1に示すように、特殊レンズは使われ…

レンズの価格と性能(8)悪魔のレンズ

昔のカメラマンは、古いレンズで写真を撮影していたのだから、古いレンズでも、良い写真が撮れるはずであると書きました。 ただし、これには、断りが必要です。 昔のカメラマンは、ズームレンズは使っていません。 ズームレンズの性能は、電子補正を前提とし…

レンズの価格と性能(7)ボケと主題

カメラは、APS-CとMFTを使っています。 フルサイズを使う計画がありましたが、歳と病気で、体力が落ちたので、頓挫しています。 最近は、小型のフルサイズカメラもあるので、2024年は、一部をフルサイズカメラに移行できるか検討しています。 センサーサイズ…

レンズの価格と性能(6)古いレンズの話

古い時代のレンズは、最近のレンズに比べると、性能が落ちます。 収差と解像度は、見劣りします。 それでも、古い時代のカメラマンは、そのレンズで名作を生み出していました。 これから、極端に、レンズの性能にこだわる必要はないことがわかります。 主題…

レンズの価格と性能(5)マクロレンズ

マクロレンズは初心者が理解しにくい分野です。 マクロレンズは、クローズアップ撮影ができるレンズです。 しかし、マクロレンズという単語は、広角レンズ、望遠レンズと並ぶカテゴリーではありません。 マクロレンズには、広角のマクロレンズ(30㎜)、標準…

レンズの価格と性能(4)ボケ量

50mmF1.8のレンズでボケを考えます。 ボケ量は、焦点距離、F値、距離できまります。 一般に、どれかを基準にして考えると、感覚的に納得できます。 50mmF1.8は、こうした場合に基準になります。 許容錯乱円径 0.03mmで、最短距離で撮影した場合の被写界深度…

レンズの価格と性能(3)周辺画質

周辺画質が良いレンズは、大型になり高価になります。 問題は、本当に周辺画質の良いレンズが必要かという点になります。 逆に、周辺画質が必須の撮影は、天文写真になります。 天文写真のカメラマンの中には、製品のバラツキを気にして、同じ型番の数本のレ…

レンズの価格と性能(2)ズームとプレミアム

ズームレンズとプレミアムレンズという言い方があります。 プレミアムは、premiumは、「品質がよくて高価な,高級な.」という意味なので、プレミアム・ズームレンズという用例も可能ですが、一般には、プレミアムレンズは、単焦点レンズに使います。 ズーム…

レンズの価格と性能(1)センサーサイズ

レンズの価格と性能について、少しだけ理解できたので、メモをしておきます。 最初は、センサーサイズです。 PetaPixeの記事が以下に引用されています。 digicame-info.com この記事は、概ね同意できます。 レンズの性能は、画角と最小絞りで決まります。 こ…

GIMP3.Xの状況

darktableは、Lightroomと比べて、大きな問題はないと思いますが、Lightroomには、Photoshopがあります。 darktableには、Photoshopに相当するソフトはありません。 近いソフトは、Kritaか、Gimpになります。 最近では、windowsもで、Snapspeedを使うことも…

電子接点のないレンズデータの整理法

マウントアダプターを使うと古いレンズをミラーレスカメラで使うことができます。 マニュアルフォーカスの古いレンズの場合には、電子接点がないので、EXIFに、レンズデータが保存されません。 あるいは、マウントがあっていても、電子接点がないとEXIFにレ…

darktable 4.6.0のリリース

クリスマス前ですが、darktable 4.6.0が、リリースされました。 www.darktable.org

darktable4.6の開発状況

darktable4..6は、クリスマスに、リリースされると思います。 開発版は、dakrtable4.5で、毎週改訂されています。 前回の改定は、12月10日でした。 本来であれば、12月17日に、4.5(開発版)の最終リリースが出るはずです。 window版については、これは、コ…

レンズ二刀流の話

レンズの種類の少ないEF-Mマウントでレンズ二刀流の説明をします。 簡単な話ですが、重要にもかかわらず、議論されることが少ないので、とりあげてみます。 1)キットレンズ EF-Mマウントのダブルズームのセットは、販売の初期と後期で分かれます。 初期: …

MFTの広角レンズの性能

LEICA DG SUMMILUX 9mm/F1.7 の性能を調べていて、意外に思った点がありますので、メモしておきます。 最近のレンズの解像度は、3000本はクリアするとばかり思っていましたが、広角レンズの周辺は、難しいことがわかりました。 「とるなら写真道楽道中記 LEI…

darktableの SAMYANGの7.5mm F3.5 FISH-EYEのレンズ補正データ

darktableのレンズ補正データには、lens funのデータに基づくレンズ補正データが使われています。 残念ながら、網羅されていないレンズもあるので、その場合には、類似のレンズデータをつかっています。 たとえば、EF-Mマウントでレンズデータがなくとも、EF…

darktableの開発版の利用法

クリスマスに向けて、darktable 4.6の開発が進んでいます。 今のところ、開発版には、次の機能が載っています。 ビッグワンズ以下は、darktable 4.6 に追加された主な機能の概要です。個々の変更の詳細については、ユーザー マニュアルを参照してください (…

EF-Mマウントのディスコン

EF-Mマウントがディスコンになりました。 RFマウントが出た時点で、予想できたことではあります。 RFマウントでも、APS-Cのカメラがありますが、マウント径が大きいので、EF-Mマウントに比べると、カメラが大きくなります。 マウントがディスコンになること…

被写界深度と解像度

デジタルカメラには、被写界深度と解像度があります。 フィルムカメラの時代には、解像度の問題はなく、被写界深度だけが問題でした。 被写界深度をあげるためには、絞りを絞れというルールです。 フィルムカメラの時代には、解像度と被写界深度を区別する必…

中古レンズのごみ

レンズ原価の最大の構成要素は、設計費用です。 メーカーは、設計費用を節約するために、レンズのバージョンアップを繰り返します。 旧型のレンズを改良するのであれば、設計費を押さえられます。 レンズのバージョンアップは、コーティング、特殊レンズの素…

モアレ

写真1では、2つのスズメ蛾の間にモアレがみられます。 画像は、1080x1080ピクセルにスケールダウンして、Google Documentに張り込んだものを、パソコンで見ています。 写真1は、ディスプレイのハードコピーです。 写真2は、同じ画像をdarktableで編集し…