レンズを巡る旅:中華レンズ

中国製のレンズを中華レンズといいます。

 

変化が速いので評価は難しいです。

 

韓国のSAMYANG(サムヤン)は10年で、日本製のレンズに追いつきました。

 

中華レンズの変化の速度をみれば、5年で、日本製のレンズに追いつきそうです。

 

評価をしても2年くらいで、改良型を投入してきます。

 

1万円前後の格安レンズについてみれば、2024年時点では、およそ次のレベルと判断しています。

 

1)フィルム時代のレンズよりは、各段に良いと思います。

 

2)色収差があり、クセがあります。ただし、これは、設計上収差を減らしていない可能性があります。ここの評価は難しいです。

 

画像は条件によっては破綻しますが、日本製のレンズでは撮れない写真がとれます。

 

実際の画像を見て、設計時に判断している可能性があります。

 

単焦点レンズの購入者は、ズームレンズでは撮れない写真を求めるので、マーケットの設定は、間違っていないと思います。

 

 

 

写真1 TTArtisan 50mm f/1.2