レンズを巡る旅;マクロレンズ(1)

50mmF1.8は、レンズの性能評価の基準になるレンズであるといいました。

 

そこで、忘れてしまいそうなので、マクロレンズも、基準になるレンズに付け加えておきます。

 

マクロレンズは、観察研究の記録を残すために使われます。

 

ボケの美しさや、極端は解像度は求められません。

 

実用上、必要十分な性能を目指しています。

 

マクロ撮影では、被写界深度が浅いので、一般には、絞って撮影されます。

 

マクロレンズには、極端に明るいレンズはありません。

 

マクロレンズでは、被写体とのワーキングディスタンスが重要です。

 

切手のように、ギリギリまで、近寄れる被写体と、昆虫のように近寄ることが出来ない被写体があります。

 

このため、目的に応じて、画角とワーキングディスタンスの異なるマクロレンズが必要になります。

 

画角とワーキングディスタンスの違いを除けば、メーカーや型番によるレンズ性能の差は少ないです。

 

写真1は、CANONのEF-50mmF2.5macroで撮影しています。このレンズは、最大倍率が、2分の1倍なので、ハーフマクロとよばれます。

 

EF-50mmF1.8に比べると、ボケが綺麗です。

 

 

写真1 EF 50mmF2.5macro