学問・学会とコロナウイルス

ずっと気になっていたのですが、書くことを避けてきた内容があります。

コロナウイルスに対して、学問・学会は、どの程度役に立っているのかという疑問です。

学術会議の任命の問題より、こちらの問題の方が、ずっと、重要だと思いますが、誰も、指摘しません。

今回の緊急事態宣言による経済ダメージが、1兆円に及ぶという指摘があります。しかし、1年前に、同様の計算をして、ワクチン開発に1兆円投じても、緊急事態宣言による経済ダメージを回避できるのであれば、安い出費であるという論陣を張ることが、どうしてできなかったのでしょうか。

今回の緊急事態宣言のコミュニケーションも、うまくいっているとは思えません。行動制限は次第に効かなくなってきています。リスクコミュニケーションの専門知識はどうして生きてこなかったのでしょうか。

別に、この2分野の専門家に問題が集中している訳ではありません。コロナウイルスについては、どの専門分野でも、同じような質問を設定すると、同じような評価になってしまいます。

つまり、学問や学会は、一般国民からは見えなくなっています。

対象があまりに膨大なので、今まで、書くことをやめていました。

最近の冷泉彰彦氏のコラムでは、「感染症の専門家が、理不尽な攻撃に晒される」と「感染症以外の分野に関する専門知識が十分に流通しない」という問題点があると指摘しています。

これを見て、今回、書いてみる気がした訳です。

恐らく、この問題は、特定の学問・学会に固有の問題ではないので、根が深いのではないかと思います。半分は、政治の問題かもしれませんが、半分は、学問・学会の問題のようにも感じます。

政治家と感染症の専門家はツイッターを使っていますが、他の学会では使用例が少ない気がします。学会誌や論文集だけでは、十分なコミュニケーションがとれているとは言えないと思います。

 

https://www.newsweekjapan.jp/reizei/2021/05/post-1227.php

 

霞ヶ浦総合公園の藤~つくば市とその周辺の風景写真案内(401)

霞ヶ浦総合公園の藤

霞ヶ浦総合公園では、藤も花カレンダーにのっています。「風車下,ネイチャーセンター下,遊具広場等に藤棚があります」と書かれています。ここでは、藤棚の数を数えて、No.を振ってみました。

写真1は、遊具広場の藤です。

写真2は、ネイチャーセンター北側の藤です。

写真3は、写真2の拡大です。

写真4は、ネイチャーセンター南側、おそらく、「ネイチャーセンター下」に相当する藤です。藤棚は、左奥にもあって、2箇所です。

写真5は、風車南側、おそらく、「風車下」に相当する藤です。

全般に、ネイチャーセンターの写真にのっている例年の藤に比べると、花は小さいです。

藤棚の数は多いですが、ひとつひとつは小さいです。

 

  • 土浦市ネイチャーセンター 公園内「お花」情報(春の花)

https://www.city.tsuchiura.lg.jp/page/page005686.html#fuji

 

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写真1 霞ヶ浦総合公園の藤(No.1 遊具広場)

 

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写真2 霞ヶ浦総合公園の藤(No.2 ネイチャーセンター北側)

 

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写真3 霞ヶ浦総合公園の藤(No.2 ネイチャーセンター北側)

 

 

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写真4 霞ヶ浦総合公園の藤(No.3と4 ネイチャーセンター南側)

 

 

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写真5 霞ヶ浦総合公園の藤(No5 風車南側)

 

Olympus ED 75-300mm F4.8-6.7 IIとCOOLPIX B600の比較

ここのところ、細かなWEBの設定の記事が続いたので、気分転換にレンズの記事をのせます。

今まで、鳥を撮影するには、コンデジP610を使っていました。今回は、P610をOlympus ED 75-300mm F4.8-6.7 IIと比較してみます。

写真1に、P610 で鳥を撮影した画像をのせます。

御覧のように、鳥は木の上にいて、下から見上げるように撮影します。このアングルでは、朝夕の光線が横から入る場合を除けば、ほとんどが逆光の写真になります。写真1も逆光の写真です。逆光の写真は、darktableで編集できればよいのですが、P610はJpegだけです。

ここで、カメラとレンズの整理をしておきます。

Nikon Coolpix P610

これが、今まで鳥の撮影に使ってきたコンデジです。現在は、P610は廃番で、後継機種のCOOLPIX B600が出ています。スペックは有効画像数を除けば同じなので、基本同じハードです。ですので、タイトルはB600にしてあります。

このカメラと後継機種のB600ともに、Jpegでしか保存できません。上位機種のCOOLPIX P950(換算2000mm)、COOLPIX P1000(換算3000mm)はRAW保存できますが、価格が、P610の3から4倍近くしますので、余程、鳥の撮影を頻繁にする人以外は対象外と思います。

 

B600のスペック

有効画素数 1602万画素(B600)<=1605万画素(P610) 撮像素子 撮像素子 1/2.3型原色CMOS 総画素数 1676万画素 レンズ レンズ 光学60倍ズーム、NIKKORレンズ 焦点距離 4.3-258mm(35mm判換算24-1440mm相当) 開放F値 f/3.3-6.5 レンズ構成 11群16枚(EDレンズ4枚、スーパーEDレンズ1枚)

OLYMPUS 超望遠ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II

次は、オリンパスのレンズです。AF方式 は、ハイスピードイメージャAFMSC)ですが、要するに位相差を使っていますので、位相差の焦点合わせの付いていない、入門機種では性能が出ません。

このレンズは、テレ端では、f6.7ととんでもなく暗いです。キャノンのKiss Mの便利ズームのテレ端がf6.3ですから、普通はこの辺りが上限ですが、それより暗いです。したがって、夜明けと日没付近での撮影は無理と思われます。とはいえ、センサーもコンデジより大きいですし、なによりもRAWで撮影できます。

OLYMPUS 超望遠ズームレンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 75-300mm F4.8-6.7 II のスペック

焦点距離 75-300mm(35mm判換算150-600mm相当) 最大口径比/最小口径比 F4.8(75mm) - F6.7(300mm)/F22 レンズ構成 13群18枚(スーパーEDレンズ、EDレンズ2枚、HRレンズ3枚)

画角 16° - 4.1° AF方式 ハイスピードイメージャAFMSC

比較

以下は比較です。

写真2は、P610で撮影した水鳥です。

写真3が、 ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影した水鳥です。

写真3の方が、色の深さが、深いと感じられます。

写真4は、 ED 75-300mm F4.8-6.7 IIで撮影したハトです。かなり、いい感じです。

ここでも、ハトの緑色がきれいです。

 

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写真1 Coolpix P610 メジロ

 

 

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写真2 Coolpix P610 81mm(換算450mm) f5.6 1/250sec

 

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写真3 Olympus ED 75-300mm F4.8-6.7 II 300mm(換算600mm) f8.0 1/400sec

 

 

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写真4 Olympus ED 75-300mm F4.8-6.7 II 300mm(換算600mm) f7.1 1/320sec

 

 

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5月第2週の東京都の感染者数のまとめ~コロナウィルスのデータサイエンス(204)

5月第2週の東京都の感染者数のまとめ

5月の第2週も終わるので、今週の5月8日までの感染者データをまとめておきます。

Google Transitデータも更新しました。

Googleの予測データも、5月5日版に更新して、これも7日移動平均をEstimatedでプロットしてあります。

東京都の検査データは5月6日に更新されています。

 

2021年5月6日 の(7日間移動平均値をもとに算出した)検査の陽性率は、8.6%(6.9,5.9,5.2,4.8,4.2,3.7, 3.7, 3.5, 3.3) %で、検査人数は6331.4(7903.6,8450.0,7633.4,7086.7,6588.0,6688.9, 6035.3, 6760.7, 6417.9) 人です。()は、4月29日、4月22日、4月15日、4月8日、4月1日、3月23日、3月19日、3月16日と3月9日の速報値です。検査データが、更新されると、データは日付をさかのぼって修正されますが、以上の値は速報値の暫定値です。

検査数が減って、陽性率が上がっています。

図1が、5月5日版のGoogleの予測値と、東京都の感染者数、経路不明感染者数です。

行動制限率は、7日移動平均では、ー50%くらいまで減っています。これは、非常事態宣言の効果というより、連休効果です。今後もとに戻ると思われます。この行動制限の効果は、5月20日くらいまで効くので、その頃までは、減少に転じると思われます。

ここ1週間は、感染者数と経路不明感染者は、いったん減ったあとで、増加しています

図1の5月5日のGoogle予測では、700人前後で推移します。1週間目の4月28日のGoogle予測では、1500人くらいまで増えた後で、減少するという予測でした。2週間前の4月21日のGoogle予測は、ピークで800人になり、4週間後に600人まで落ちるという予測でした。3週間前の4月14日の4週間後の予測は、2800人、4週間前の4月8日の4週間後の予測は、1600人でした。

図2に、11月1日からの東京都の経路不明率と陽性率を示します。経路不明率は60%くらいの高止まりだったのが、少し下がって、また戻しています。一方、陽性率は、増加しています。

 

図3に、感染者数の1週間前の同じ曜日との差を示しています。東京都が前週との比を使うようになったので、前週との減少比率(1week_ratio)もプロットしてあります。感染者数は増加です。この行動制限率は移動平均ではなく、生の値で、日付は12日ずらしています。-60%まで下がった日が3回あります。これは連休効果です。ここまで下がったのは、1月以来です。あと、4日くらいすると、つまり、来週の木曜日あたりから、感染者数は減少すると思われます。

 

 

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図1 東京都の感染者数の推移(左軸:人、感染者数、経路不明感染者数、右軸:%、Google Transitデータ、5月5日版Google予測データ)

 

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図2 東京都の経路不明率と陽性率(左軸:経路不明率%、右軸:陽性率%)

 

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図3 東京都の感染者数の前週の同じ曜日との比較とGoogle Transit(左軸:感染者数の差、人、右軸:行動制限率%、右軸:感染者数の比x(ー1))

 

  • COVID-19 感染予測 (日本版)5月5日版

https://datastudio.google.com/reporting/8224d512-a76e-4d38-91c1-935ba119eb8f/page/4KwoB?s=nXbF2P6La2M

  • NHK特設サイト

https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/

  • 都内の最新感染動向

https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/

https://www.google.com/covid19/mobility/ Accessed: <2021.5.8>2021-5-6version.

 

 

darktable3.4のモノクロ編集のまとめ

書いていた小説がだいぶ出来上がったので、プリンターで印刷して、チェックしています。プリンターは、古いエプソンのPX-5600です。原稿は文字が99%ですが、カラー画像が4枚だけ入っています。

プリンタをカラー設定で印刷したところ、画像がカラーになるのは、当然ですが、本来黒くなるはずの文字が一部で茶色くなりました。これでは、カラーインクが減ってしまうので、Googleドキュメントで、印刷をカラーから白黒に変更しました。もっとも、PX-5600にはモノクロモードがないので、グレースケールに変更されます。その結果、文字に色がつくことはなくなりました。そこで、驚いたのは、グレースケールで印刷された画像です。カラーの時より、解像度が上がった上に、中間トーンがきれいになっています。

つまり、インクジェットプリンタで印刷するのであれば、モノクロ写真は、表現の自由度が高いことになります。

そこで、モノクロ画像の作成について、まとめておきます。

darktable3.0では、モノクロ画像を作るモジュールには次の2つがありました。

この時代には、モノクロームよりもチャンネルミキサーを使うことが推奨されていました。

darktable3.4では、モノクロ画像を作るモジュールには次の3つがあります。

今度は、チャンネルミキサーが廃止予定です。とはいえ、これは、カラーキャリブレーションの中に、チャンネルミキサーの機能が含まれたためです。

写真1のグレイタブが、チャンネルミキサーに相当します。問題は、RGBの値ですが、カラーキャリブレーションのマニュアルに「Table of mixing values for some b/w films」がのっていますのでこれを参考にします。

写真2は、AGFA 200Xのパラメータを設定したものです。

グレイの作成は、赤目補正でも使います。現在の「Removal of red-eye effect」では、カラーキャリブレーションが使われていますので、カラーキャリブレーションのグレイタブに読み替えれば、同じことができます。

 

Table of mixing values for some b/w films

Classic black and white films have different characteristic color responses. Select gray as output mixing channel, and try out the values suggested below for your favorite film type.

Film Type Red Green Blue AGFA 200X 0.18 0.41 0.41 Agfapan 25 0.25 0.39 0.36 Agfapan 100 0.21 0.40 0.39 Agfapan 400 0.20 0.41 0.39 Ilford Delta 100 0.21 0.42 0.37 Ilford Delta 400 0.22 0.42 0.36 Ilford Delta 3200 0.31 0.36 0.33 Ilford FP4 0.28 0.41 0.31 Ilford HP5 0.23 0.37 0.40 Ilford Pan F 0.33 0.36 0.31 Ilford SFX 0.36 0.31 0.33 Ilford XP2 Super 0.21 0.42 0.37 Kodak T-Max 100 0.24 0.37 0.39 Kodak T-Max 400 0.27 0.36 0.37 Kodak Tri-X 400 0.25 0.35 0.40 Normal Contrast 0.43 0.33 0.30 High Contrast 0.40 0.34 0.60 Generic B/W 0.24 0.68 0.08

 

  • 3.4.2.18. Channel mixer

https://darktable.gitlab.io/doc/en/grading_group.html

  • 3.5.4. Removal of red-eye effect

https://darktable.gitlab.io/doc/en/red_eyes.html

 

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写真1 カラーキャリブレーションのグレイタブ

 

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写真2 カラーキャリブレーションのグレイ設定

 

 

東新井緑地の藤~つくば市とその周辺の風景写真案内(400)

東新井緑地の藤

東新井緑地は、「謎の公園『東新井緑地』!」の記事を読む前には、ここが公園であることを知りませんでした。レストラン東雲の一部と思っていました。東新井緑地は、つくば市で一番小さな公園で面積は、 555m2しかありません。正方形だとすると、24m四方に相当します。実際は12mx50mくらいの端が欠けた長方形です。

公園といっても築山と藤棚があるだけです。

写真1と写真2に、藤棚を示します。御覧のように、この藤棚は足場パイプで組み立てられていて、仮設の雰囲気です。藤は、よく管理されています。

写真2は、東新井緑地の全景です。

 

  • 謎の公園「東新井緑地」!

http://sciencecity.tsukuba.ch/e253403.html

 

 

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写真1 東新井緑地の藤

 

 

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写真2 東新井緑地の藤

 

darktable3.4のマニュアルの概要部分の和訳(1)から(7)の記事の合成テスト(2)

問題があるのは、画像の周辺だけであることがわかったので、その部分を集中的にテストすることにします。

なお、「darktable3.4のマニュアルの概要部分の和訳(1)から(7)の記事の合成テスト(1)」(2021/05/07)では、編集の方法と編集結果を同時に掲載したのですが、混乱するので、編集方法と、編集結果は分けることにします。今回は編集方法の検討の続きです。

リスの画像付近のもとのコードと貼り付けた場合のコードを比較したところ、貼り付けた方が、コードの長さが3倍くらいになっていました。

一方、文字だけの部分では、コードのパラメータが変更になっているところはありましたが、コード自体は、1対1に対応していました。つまり、コピペで画像リンクも貼り付ける方法は、テキストはほぼOKですが、画像はダメなことがわかりました。

そこで今回は、htmlを経由してみます。

写真1は、Typoraのエクスポート・メニューです。

ここでは、「HTML」または、「HTML(without styles)」を選ぶことができます。

エクスポートされたファイルには、拡張子にhtmlが付きます。

このファイルをエディタ(ここではメモ帳)で開きます。

CNTL+Aで、全範囲をコピーします。

写真2は、はてなの編集画面です。ここでは、HTML編集を選びます。

そして、CNTL+Vで全データを貼り付けます。

次に、プレビューを選んで、チェックします。

これで、全てです。

次の問題は、「HTML」と「HTML(without styles)」のどちらを使うべきかという点になります。

 

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写真1 エクスポート・メニュー

 

 

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写真2 はてなの編集画面

 

これは、2つの部分で比較してみます。

パート1

パート1は、リスの画像の付近です。

写真3が、元の画面です。

写真4が、スタイル付きの画面です。

写真5が、スタイルなしの画面です。

「スクリーン配置」の見出しの前の表のデザインが3つとも異なりますが、他には、リンクの文字の色が違うだけです。

 

 

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写真3 元の画面

 

 

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写真4 スタイル付きの画面

 

 

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写真5 スタイルなしの画面

 

パート2 

 

パート2は、アイコンの説明の部分です。

写真6は、元の画面です。

写真7は、スタイル付きの画面です。

写真8は、スタイルなしの画面です。

写真7のスタイル付きの画面のみ、アイコンが中央によっています。これは、ダメです。

 

まとめ

ここまでの結果では、スタイルなしのHTMLが、良さそうです。

 

 

 

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写真6 元の画面

 

 

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写真7 スタイル付きの画面

 

 

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写真8 スタイルなしの画面