2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧
「地域振興」シリーズが入って中断していましたが、一段落したので、「RGBワークフローへの道」シリーズを再開します。 シリーズの第2回目は露光の復習です。 ニコンのHPでは、露出補正について、次のように書かれています。 露光補正 デジタル一眼レフカメ…
パンフレットの出力 今回が「地域振興」シリーズの最終回になります。 今回はパンフレットの出力を扱います。画像の出力は電子媒体と紙媒体に分かれます。 紙媒体の出力は、正確に考えると非常に高度な課題になり難しいです。ここでは、簡便法として、手持ち…
望遠レンズの画角 画角の最後に、望遠レンズを取り上げます。これは、鳥や動物など近寄れない対象を撮影するのに必須です。レンズの画角による写り方はセンサーの大きさで異なるため、一般に、35mmフィルムカメラ換算で、画角を表示します。ここでも、それに…
室内マクロ写真 前回はフィールド(野外)マクロ写真の説明でした。 今回は室内マクロ写真になります。野外ですと失敗しても撮り直しが効かないので、どこかで妥協することになりますが、室内では撮り直しができること、機材が選べることから、良い写真の判…
今までの説明で、標準レンズと若干広角なレンズででとれる写真の説明は終わっています。 なので、最初はそこで、区切りにしようとおもったのですが、フード写真でつまずいたので、若干追加しようという気になりました。とはいえ、ここでは、スマホ、コンデジ…
今回は出力の応用編です。 パワーポイントを使ったパンフレットの作成とファイル以外の出力を扱います。 パンフレットの試作 最初はパワーポイントを使ったパンフレットの作成れいです。 事前に前回の説明の方法で、パンフレットに使う写真をdarktableで準備…
良い写真の撮り方 ここまで、風景写真とフード写真の撮り方の説明をしてきましたが、サンプルの写真は筆者が撮ったもので、失敗事例が多かったです。 アートの世界では、ダメな点や欠点を指摘することは容易ですが、ダメな点を直しだけで、まともな作品には…
フード写真とは フード写真とは、料理や食材を撮影した写真のことです。 地域振興のためのフード写真とは、ヴィジターた写真を見て食べてみたくなるような、おいしそうな写真をとることになります。 ここでのポイントはあくまでおいしそうに見えるということ…
ダークルームの構成 ライトテーブルの紅葉の画像をダブルクリックして、ダークルームに移動すると、次の画面になります。 ダークルークでは、中央に編集する画像が表示されます。左側の上には、サムネイル画像が表示されます。中央の画像をズームして、画像…
処理の準備 さて、風景写真が準備できたとして、画像処理の説明をします。 写真の準備 スマホまたはコンデジでとった写真をパソコンのホルダーにコピーします。 スマホであれば、クラウドをつかうのは便利です。コンデジは、SD読み込みまたは、USB接続で読め…
動機は、宝塚をみたことがないからというものです。 感想は、自分はよい聞き手ではないというものです。 宝塚がお好きな方は十分にたのしめると思います。また、観客の8割は女性でした。 照明、ダンス、歌唱は、宝塚ですから、外してはいません。さすがです…
今回から、写真撮影と処理の説明をします。 ここでは、スマホ、コンデジでの利用を考えてた説明をします。 最初は、風景写真です。 dartableは画像現像ソフトです。 第1に、darktableの画像現像では、RAWとJpegの2種類の画像が扱えます。 スマホの場合、RAW…
シリーズのはじめに 筆者が、このブログをはじめた動機のひとつは、地方の観光ガイドがあまりにお粗末だと感じた点にあります。 日本では、特に地方では、人口が減っていて、農林水産業以外に、製造業がない地域では、地方活性化は観光頼みになっています。 …
映画のおすすめな点 TVドラマは見ていませんが、「ダウントン・アビー」を見てきました。 ポイントは次の点です。 「大英帝国の黄昏」がテーマの一つ。エルガーの音楽の世界観、カズオ・イシグロの世界などの共通するサッチャリズムの前のイギリス。サッチャ…
RGBワークフローとは何か RGBワークフローとは、Aurélien PIERREさんが提唱している全く新しい、RAW現像の方法(ワークフロー)です。RGBワークフローは、2018年12月にdarktable2.6で一部採用されましたが、一部にバグがあったり、また、操作がわかりにくい…
色収差を補正するには、ボタンを押すと、自動的にパラメータがセットされて、収差が補正されます。 とくにパラメータはありません。 ですから、操作方法については、解説することは何もないのですが、そもそも色収差とは何かから振り返って、実例をしめして…
前回の続きで、今回は2つの機能の組み合わせのテストです。 ここので比較検討はは、 露光をあげて、明るさを下げる 露光を下げて、明るさをあげる の2つの違いを試してみることです。 左側が露光をあげて、明るさを下げる 右側が露光を下げて、明るさをあげ…
今日から、3回は、darktable 3.0の新機能の解説が入り、その前に準備していた記事が、そのままになっていたので、完成させたものです。 本格的な3.0の記事は、86回から予定していますので、そちらをご覧ください。 フィルム時代の露光とは、ネガに記録する場…
解説は11回で一応終わりのつもりだっとのですが、第5回目のRGB空間のワークフローのところで、次のよう述べました。 以下引用---------------------------------------------------------------------------------------------------- =>この新しいワークフ…
解説 今回で、darktable3.0の新機能解説の翻訳は終わりです。 今回は、その他になります。 その他の改善点 画像処理チェーン(パイプライン)は徹底的に見直され、最適化されました。ダークルームでこれらのモジュールの Shift+Ctrl+Drag&Drop を使用して、…
解説 「ラスターマスク」は複数のモジュールの間で、マスクを共有する仕組みです。 モジュールの中にあるマスクメニューの一番右にあるアイコンが、「ラスターマスク」アイコンです。 2つのモジュールの間でマスクを共有するには、このアイコンの使い方を理…
解説 darktableにはモジュールが多すぎて、何から先に使ってよいかわからない人、自動調整モードがないのが不便であると思っている人に、朗報です。新しい「基本調整」モジュールを使えば、基本的なモジュールの機能を一か所に集め、ここだけで、簡単にきれ…
解説 「タグ付け」モジュールは画像にタグを付けたり、編集するモジュールです。 タグによる画像の抽出は「タグ付け」モジュールでもできますし、画像コレクションの中でもできます。 「タグ付け」モジュール機能はプロのカメラマンにとっては、必須のようで…
解説 英語では「3D LUT」と呼ばれるモジュールです。理由は不明ですが、モジュール名の翻訳は「LUT3D」になっているので、ここでは、その名称を踏襲しています。これが、LUTはLook Up Tableのことで、2つのRGB空間の間の参照点を示す表を定義することで、…
解説 今回はノイズ処理(プロファイル)の改善です。いままで市販のRAW現像とくらべ、フリーのソフトの最大の弱点がノイズ処理にあったと感じています。darktableの今回のノイズ低減の改善は、その面では非常に大きな進歩であるとおもいます。 以下に翻訳を…
解説 derktable3.0の最大のセールスポイントで、かつ、理解が難解である最大のポイントがこの回のRGB空間のワークフローになります。これでも、十分わかりやすいとは言えませんが、過去の解説よりは、その全体像が、かなりわかりやすくなっていると思います…
今回は、「カーリング」と「タイムライン」です。中心は、「カーリング」で、前々回の灰色のGUIと組み合わせることで、効果的な編集が可能になります。 なお、サンタの帽子のついているdarktableのロゴのある一番上の部分の表示を消したいのですが、いまのと…
今回は、GUIに関する改善で、ショートカットキーと2番目の画像プレビューウィンドウに関する解説です。 画像を日本語版に入れ替え、それに合わせて、説明を修正しています。 新GUIに関するその他の改善 ダークルームビュー 使い勝手を向上させ、画像表示エリ…
事前の補足説明 最初のテーマは「完全なCSSテーマ設定可能な新しいGUI」です。 ここで、テーマというのは、ライトテーブルとダークルームの配色デザインのことです。 いままで、darktableは、darkな黒系の配色をつかっていましたが、背景が黒いとその中に表…
すでに、報告したように、darktable3.0がクリスマスに正式に公開されました。 テストバージョンの解説では、改良点が今一つ分かりにくかったのですが、クリスマスにはNilvusさんによる解説がアップされました。 https://www.darktable.org/2019/12/darktable…