データサイエンス

「新しい資本主義会議」とグループリーダーシップ

「新しい資本主義会議」のメンバーが決まったという記事が出ていましたので、グループリーダーシップについて、整理して、おきます。 ウィペディアは、百科事典の内容調べに、使えることはもちろんですが、各国語版を比較することで、国や地域ごとのレベルの…

日本型資本主義と中国型社会主義の貧困対策の比較

岸田政権が、衆議院選挙向けに出した「新しい日本型資本主義」が、乱気流で、きりもみ状態で、どちらに向かって進んでいるのか不明になっています。岸田氏が、安倍政権、菅政権の「日本型資本主義」を否定して、「新しい日本型資本主義」といっても、今まで…

所得再配分とプランBの政治

衆議院選挙に向けて、与党も野党も、所得再配分を掲げてきました。 今回は、この状況を考えてみます。 現在の政党は、基本は組織票で、雇用形態別の既得利権の保持が、政党の構成要素になっています。 例えば、自由民主党は、農家、中小企業の経営者や、中小…

「共通基準による観光入込客統計」と「都道府県魅力度ランキング」

「都道府県魅力度ランキング」に、対する知事の反応が出ています。 2021/10/12のTBS NEWSによると、群馬県は、「毎年発表される『都道府県魅力度ランキング』で、今年44位となった群馬県の山本県知事は12日の会見で、根拠が不明確だと法的措置も検討して…

中国ビジネスのリスクを考える

中国のビジネスリスクが問題になっています。 日本の財政も危ないのですが、まともな議論がなされていません。GPDに比べて、赤字国債額が大きいのに、破綻しないのは、隠れ資産があるからだという説もあります。だからと言って、無制限に赤字国債を出せると…

2035年に、協調運転で、信号機が無くなり、交通事故は激減する

ここでは、自動車の協調運転を考えます。なお、煩雑になるので、歩行者の問題は別途、論じます。 現在の自動運転は、GPSと自動車のカメラの画像を分析して、ハンドル操作の判断をしています。高速道路の場合には、自動運転が容易な訳は、カメラには、車線の…

茨城県の「魅力度最下位の過ごし方」の魅力のなさ

読売新聞の記事が、まとまっているので、引用します。 民間調査会社「ブランド総合研究所」(東京)は9日夜、今年の都道府県魅力度ランキングを発表した。昨年42位だった茨城県は、2年ぶりに最下位の47位に転落した。最下位は発表開始の2009年以降…

日本の政治は、エビデンスに基づいているのか

WEBを見ていたら、藤井裕久元財務相のインタビュー記事がありました。 藤井裕久は、2009年の鳩山由紀夫内閣で、財務大臣に就任していますが、4か月後に、体調不良で辞任しています。民主党内閣のスタート時点で、財務大臣についていました。 藤井氏は、東京…

人口減少と産業構造(14)

社会構造の変化の予測(4) 4)開発計画と所得倍増計画フレームワーク 開発計画は、最近では、表に出ることが少なくなりました。開発計画の代表は、全総で、1960年頃、池田内閣の頃にできています。田中内閣の日本列島改造論も、開発計画の上に乗っています…

ノーベル賞とデータサイエンス

地球物理学の気候モデルの先駆者の真鍋先生が、ノーベル賞を受賞しました。 気候モデルに縁のない方は、お気づきにならないと思いますが、気候モデルで表現する世界は、(東経、北緯、標高、時間、属性値)で表記されます。属性値は、温度であったり、気圧で…

ガソリンのない社会を考える

ここでガソリンと言っているのは、ガソリン、重油、軽油など、石油を精製して得られる動力燃料を指します。 20世紀、そして、現在も、石油は富の源泉でした。石油の埋蔵量が有限であることは、問題視されてきて、そのための代替エネルギーとして、原子力の…

2030年には、世界のガソリン車の新車販売が、ゼロになる理由

ノルウェーでは、ガソリン車、ディーゼル車の新車販売を2025年までには、ゼロにする計画でしたが、現在のトレンドが続けば、2022年の前半までに、新車販売が、ゼロになると予測されています。 EUは、2035年に、ガソリン車を禁止する法案を成立させていますの…

人口減少と産業構造(13)

社会構造の変化の予測(3) 3)年功型雇用 年功型雇用は、超過利潤システムと結びついています。年功型雇用は、賃金の後払いになります。企業が、潰れてしまうと、後払い分は、もらえなくなります。2000年頃までは、大企業は潰れない、後払いの賃金をもらい…

人口減少と産業構造(12)

社会構造の変化の予測(2) 変化の始まり 現在の政治の中心である、池田内閣が作り上げた超過利潤システムは、持続可能ではありません。 持続性が破綻して、いつ変革が起こるかという時期を推定することは困難です。 しかし、ここでは、今書いている小説の…

アイリスオーヤマがEVを作る日

9月から10月の1か月の間に、EV関連の記事が、集中してあらわれました。 ここで、問題点を整理しておきます。 2021/09/04のotona x answerは、次のように伝えています。 トヨタ自動車の豊田章男社長が「終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」と述…

人口減少と産業構造(11)

社会構造の変化の予測(1) ここでは、今執筆中の小説の前提となる2030年から2035年までに起こる社会構造の変化を予測します。 ここで、予測とは、少子化、高齢化、労働生産性の問題の解決に向けて、DXによって、社会構造が、変革していく姿を想定します。…

どうして焼き芋は、甘く焼けないのか

今回の内容は、タイトルからすれば、「料理の実験」のカテゴリーになりますが、注目点は、そこにあるのではなく、「焼き芋の甘い焼き方」の研究は進まないのかという点にあります。 わかっている古い研究では、Gore ( 1920 ) で、「甘藷 を60~80°C にゆっく…

所得再配分政策の課題

自民党の新総裁は、再配分政策の看板に掲げています。 再配分政策は、憲法に保障された基本的人権、公平な競争の2点から必要な政策ですが、財源とのバランスが課題になります。 共産党は、基本的な考え方は、みんなで働いて、必要に応じて配分するという思想…

自民党の総裁選挙の結果

自民党の総裁選挙の結果、岸田氏が、新総裁になりました。 今回は、総裁公選規程による総裁選挙となり、次のルールが適用されました。 国会議員は1人1票とし、投票所に直接投票する。 党員・党友票は、(A)の場合は党所属国会議員と同数の票を各候補ごとに…

パナソニックの経営改革とバックキャスト条件

パナソニックが、組織の改編に伴って、早期退職を応募し、1000人以上が、応じたそうです。 ここで、パナソニックの経営改革をとりあげてみます。それは、パナソニックの改革の中身をうんぬんするのではなく、このような場合にも、バックキャスト条件の公式が…

DX0.1とDX1.0

みずほ銀行の障害について、調べていたとときに、2種類のDXを区別すべきでなかいかという気がしました。 コンピュータは、1960年年代に、商用システムとして、成立します。IBMが1964年4月7日(日本では翌4月8日)に発表したメインフレーム (汎用機)コンピ…

消費税増税なしに大きな政府はできない

2021/09/25のニューズウィークで、パトリック・ハーラン氏が、自民党の総裁選の候補者は、完全にリベラルで、保守とは言えないとしています。 <富の再分配に弱者救済...自民党総裁選の候補たちの主張は、アメリカ基準では完全にリベラル。もう「保守」と名…

「みずほ銀行」のシステム障害の疑問

みずほ銀行のシステム障害について、いくつか情報が出てきました。 ソースによって、ここが悪かったのではないかという推測記事がほとんどです。 2021/09/21の産経新聞は次の様につたえています。 勧銀は富士通製のメインフレーム(大型コンピュータ)の『ST…

マイナンバーカードの愚かさ

2021/09/23の日経新聞によるとマイナンバーカードは、カードリーダーの普及が6%で、10月の開始には、間に合わないそうです。 顔認証付きのカードリーダーが必要で、読み取ったデータは資格認証のサーバーのデータと照合して、チェックするそうです。 この記…

人口減少と産業構造(10)

イノベーションのジレンマ再考 今までの成功体験に囚われて、新しい製品やサービスの開発ができずに、企業の経営が傾くことを、イノベーションのジレンマと言います。 しかし、イノベーションのジレンマの議論は、少し、乱暴な気もします。疑問点は、3つあり…

テスラとトヨタの株価をどう見るか

「人口減少と産業構造」は、小説の下調べなのですが、課題が、発散してきて、続きを書くのに苦労しています。 技術の社会実装に必要な条件は、2018年のBurning Glass Technologiesのデジタル・スキル教育のレポートを参考にすれば、次のステップでまとめられ…

「短い20世紀」と「長い20世紀」の終わり

「短い20世紀」も「長い20世紀」も、覇権の視点で歴史を見ています。 しかし、今、目の前で起こっていることは、覇権の問題でしょうか。 アメリカの後の覇権であれば、少し前までは、中国が、その可能性が一番高いように見えました。 しかし、中国は、人権問…

人口減少と産業構造(9)

アイリスオーヤマの研究(2) 人口減少と産業構造のシリーズは、小説の下調べです。 小説のテーマは、財政破綻しそうな自治体をDXで救うビジネスマンの話です。小説ですから、このDXツールは、かなり優秀な性能を持っています。そこまでは、プロットを作り…

人口減少と産業構造(8)

デジタル・スキル教育の課題 「アイリスオーヤマの研究(2)」を掲載する予定でしたが、18日の日本記者クラブ主催の自民党総裁選候補の公開討論の見ていて、かなり、問題があると感じたので、予定を変更します。 経済対策は、4氏とも、給付です。 社会保障…

人口減少と産業構造(7)

アイリスオーヤマの研究(1) 家電メーカーでは、アイリスオーヤマが、業績がよく、最近、工場と倉庫を建設しています。 今回は、社会変化にうまく対応できている企業として、アイリスオーヤマを調べてみました。 アイリスオーヤマは、今まで、中国での生産…