フット投票の拡張(1/24)

(フット投票概念の拡張を考えます) 1)フット投票 英語版のウィキペディアは、フット投票を次のように説明しています。 < フット投票(Foot voting)とは、活動、グループ、またはプロセスに自発的に参加したり、参加を辞退したりすることによって、自分…

公園の梅~つくば市とその周辺の風景写真案内(1242)

1月22日の公園の梅です。 白花はまだ、つぼみも、ありません。 ピンクが3分咲きです。 濃いピンクは、1分咲きの状態です。 花が古くなると、傷が目立つので、ピンクの梅は、撮影可能な状態と思われます。 写真1 公園の梅 写真2 公園の梅

正義の女神

(ミームを考えると、正義の女神が必要になります) 1)人権宣言 民主主義の基本は、人権宣言です。 アメリカの独立宣言(1776年7月4日)は、以下のように言います。 < われわれは、以下の事実を自明のことと信じる。すなわち、すべての人間は生まれながら…

ノバホール~つくば市とその周辺の風景写真案内(1241)

ノバホールは、センタービルの一部にもなっていますが、今回は、ホールの部分を紹介します。 写真1 ノバホール 写真2 ノバホール

本音と建前

(継続性の誤りを考えます) 1)表と裏 英語版ウィキペディアには「(本音と建前)の区別は戦後になってから行われ始めました」 と書かれています。 この説明の出典は、Doi, T. (1986). The anatomy of self: The individual versus society (M. A. Harbiso…

どんど焼き~つくば市とその周辺の風景写真案内(1240)

小田城歴史広場で、どんど焼きをみました。 写真1 どんど焼き 写真2 どんど焼き 写真3 どんど焼き 写真4 どんど焼き 写真5 どんど焼き

脇田晴子氏のミーム

(ミームを理解すると問題の所在がわかります) 1)文化の国 脇田晴子氏は、日本には、天皇制を中心とした文化の社会システム(文化の国)と武力あるいは経済を中心とした実体経済の社会システムがあると考えました。 奈良と平安時代には、天皇制を中心とし…

宇都宮ライトレール(栃木県宇都宮市)~つくば市とその周辺の風景写真案内(1239)

宇都宮ライトレールは、国内では、70年ぶりの新設の路面電車です。 終点の芳賀・高根沢工業団地には、企業の中に駐車場があると思われますが、それ以外に、宇都宮ライトレールに併設された駐車場は少なく、パーク&ライドを計画しているわけではないようです…

日本の中世

(日本には、中世が蔓延していて、科学がありません) 1)中世の終わり 近代の学問は、マキャヴェッリに始まります。 まずは、マキャヴェッリを復習します。 脇田晴子氏と水林章氏は、日本人は、中世の文化的思考から抜け出せていないといいます。 この指摘…

脇田晴子氏の悪の帝国(1/19改訂版)

(悪の帝国を通して世界を見れば、何が起こっているかを簡単に理解できます) 1)悪の帝国と心の領域 筆者の悪の帝国の世界観のアイデアは、脇田晴子氏の文化観と水林章氏の法度制度論をヒントにしています。 脇田晴子氏の歴史観では、天皇制を中心とした文…

レンズの価格と性能(10)24㎜F2.8の単焦点レンズ

最近では、F1.7やF2.0のズームレンズも出ていますが、一般には、一番明るいズームレンズは、通しでF2.8です。 単焦点レンズを購入する場合、F2.8未満であれば、単焦点レンズでなければ、実現できない撮影条件があります。 このためF2.8以上の暗い単焦点レン…

脇田晴子氏の悪の帝国

(悪の帝国を通して世界を見れば、何が起こっているかを簡単に理解できます) 1)悪の帝国と心の領域 筆者の悪の帝国の世界観のアイデアは、脇田晴子氏の文化観と水林章氏の法度制度論をヒントにしています。 脇田晴子氏の歴史観では、天皇制を中心とした文…

悪の帝国の世界観

1)悪の帝国 ウィキペディア(英語版)は、「悪の帝国」を次のように説明しています。 < 悪の帝国(Evil empire)とは、物語の主な敵対 者が、世界を支配したり、特定のグループを征服したりすることを目的とした、通常は邪悪な皇帝または皇后によって統治さ…

レンズの価格と性能(9)ズムームレンズの進歩

今回は、新旧のズームレンズを比較してみます。 EF20-35mm F3.5-4.5 USMは、フィルム時代の広角のズームレンズです。 希望小売価格[税込]は、¥88,000なので、キットレンズではなく、一応の水準のレンズと思われます。 図1に示すように、特殊レンズは使われ…

レンズの価格と性能(8)悪魔のレンズ

昔のカメラマンは、古いレンズで写真を撮影していたのだから、古いレンズでも、良い写真が撮れるはずであると書きました。 ただし、これには、断りが必要です。 昔のカメラマンは、ズームレンズは使っていません。 ズームレンズの性能は、電子補正を前提とし…

多様性とクリティカルシンキング

(見落されがちなクリティカルシンキングは重要です。) 1)多様性 筆者は、多様性とディベートに、価値を感じませんが、どうして、多様性とディベートが必要な根拠を小宮信夫氏が説明していますので、ここから、多様性の検討を始めます。 小宮信夫氏は、多様…

レンズの価格と性能(7)ボケと主題

カメラは、APS-CとMFTを使っています。 フルサイズを使う計画がありましたが、歳と病気で、体力が落ちたので、頓挫しています。 最近は、小型のフルサイズカメラもあるので、2024年は、一部をフルサイズカメラに移行できるか検討しています。 センサーサイズ…

社会的リバースエンジニアリング

(帰納法の致命的な欠陥を説明します) 1)帰納法 帰納法は、データを集めて、そのデータの中から、法則(仮説)を探す手法です。 帰納法を自分の体験に当てはめれば、それは経験主義になります。 「自分の経験では」と口を開く人は、経験主義です。 経験主…

免罪符とお守り

(日本人固有の思考パタンを考えます) 1)因果応報 キリスト教に限らず、世界の多くの宗教には、宗教的に救済を得るためには、善行や功徳を積まなくてはならないとする「因果応報」や「積善説」という考え方があります。 これは、因果モデルで、宗教に因果…

レンズの価格と性能(6)古いレンズの話

古い時代のレンズは、最近のレンズに比べると、性能が落ちます。 収差と解像度は、見劣りします。 それでも、古い時代のカメラマンは、そのレンズで名作を生み出していました。 これから、極端に、レンズの性能にこだわる必要はないことがわかります。 主題…

乙戸沼公園の白鳥(土浦市)~つくば市とその周辺の風景写真案内(1238)

乙戸沼公園の白鳥は、12月20日に、1羽を確認しました。 1月3日は、白鳥はいませんでした。 1月10日に、9羽、1月11日に10羽を確認しました。 写真1 乙戸沼公園の白鳥(1月10日) 写真2 乙戸沼公園の白鳥(1月10日) 写真3 乙戸沼公園の白鳥(1月11日)

日本社会の文学部化

(日本社会は、論理よりも、感情を優先する方法にシフトしています) 1)「文学研究という不幸」 小谷野敦氏の「文学研究という不幸」という本があります。 最初の50ページまでを読んで、文学部には、構造問題があると感じました。 (P1)文学研究者の所得…

レンズの価格と性能(5)マクロレンズ

マクロレンズは初心者が理解しにくい分野です。 マクロレンズは、クローズアップ撮影ができるレンズです。 しかし、マクロレンズという単語は、広角レンズ、望遠レンズと並ぶカテゴリーではありません。 マクロレンズには、広角のマクロレンズ(30㎜)、標準…

アブダクションとデザイン思考(23)英霊の世界

(特攻隊の人権を考えます) 1)英霊 ウィキペディアの英霊の説明は以下です。(筆者要約) < 英霊(えいれい、英靈)とは、死者、特に戦死者の霊を敬っていう語(この意味では日本語としてのみ用いられる)。また、英華秀霊の気の集まっている人の意で、…

映画「僕が宇宙に行った理由」

映画「僕が宇宙に行った理由」を見ました。 日本の民間人として初めて宇宙旅行を成し遂げた実業家の前澤友作氏に密着したドキュメンタリーです。 映画は、ドキュメンタリーの緊張感や、押しつけがましさがなく、気持ちよく見ることができました。 フランス文…

レンズの価格と性能(4)ボケ量

50mmF1.8のレンズでボケを考えます。 ボケ量は、焦点距離、F値、距離できまります。 一般に、どれかを基準にして考えると、感覚的に納得できます。 50mmF1.8は、こうした場合に基準になります。 許容錯乱円径 0.03mmで、最短距離で撮影した場合の被写界深度…

アブダクションとデザイン思考(27)残された課題

(今までのまとめをします) 1)2つの思考法 問題が生じたときに、使う思考法には次の2種類があります。 (M1:方法1)帰納法と前例主義の組合せ 現場にいってデータを集めて、問題点を集約します。これは、帰納法です。 その例は、少子化問題で、出生率…

レンズの価格と性能(3)周辺画質

周辺画質が良いレンズは、大型になり高価になります。 問題は、本当に周辺画質の良いレンズが必要かという点になります。 逆に、周辺画質が必須の撮影は、天文写真になります。 天文写真のカメラマンの中には、製品のバラツキを気にして、同じ型番の数本のレ…

アブダクションとデザイン思考(26)一般教書演説

(ジョブディスクリプションの問題を年頭の演説を例に考えます) 1)バイデン大統領の2023年の一般教書演説 一般教書演説(State of the Union Address、SOTU)とは、アメリカ合衆国の大統領が連邦議会両院の議員を対象に行う演説で、国の現状 (State of the …

地震被災地の行政対応(改訂版)

れいわ新選組の山本太郎代表は、5日に能登半島地震の被災地に入ったことを報告しています。 これについては、賛否利用論があると思います。 また、被災地に入ったブロガーが、ニュースに出てきて、マスコミが現地に行くべきか否かの扱いには、統一性が見られ…