レンズの価格と性能(7)ボケと主題

カメラは、APS-CとMFTを使っています。

 

フルサイズを使う計画がありましたが、歳と病気で、体力が落ちたので、頓挫しています。

 

最近は、小型のフルサイズカメラもあるので、2024年は、一部をフルサイズカメラに移行できるか検討しています。

 

センサーサイズが小さいと写真は、ボケませんが、それでも、ボケで困ることがあります。

 

今回は、その例です。

 

料理を写真を、MFTの30㎜(換算60㎜)で撮影しています。

 

プロには、フルサイズでは、100㎜F2.8の愛用者が多いです。

 

換算120㎜で撮影してみたところ、被写体からかなり下がらないと、料理がフレームに入りません。

 

スタジオのように、広い空間では問題がありませんが、我が家の食堂では、120mmでは、アングルに制限が出てしまいます。

 

そこで、最近は、換算60㎜をつかっています。

 

レンズは、マクロレンズなので、よれば、少しはボケます。

 

写真1は、ちゃんこなべです。

 

キャベツが煮えすぎて、色がよくありません。

 

手羽もあまり見栄えがしないので、もも肉でもよさそうです。

 

写真2は、もも肉に切り替え、キャベツの代わりに、色のよい春菊を入れました。

 

写真3と写真4は、接近して撮影していて、背景の一部がボケています。

 

しかし、写真3と写真4は、失敗写真です。焦点は、手前の春菊にあっています。

 

ちゃんこなべの主題に焦点があい、背景と周辺をボカす必要があります。

 

その場合には、鍋の具材を主題とそれ以外にわけて、主題が、手前の焦点のあう部分にくるように配置する必要があります。

 

こうしたアレンジができない場合には、ボケのある写真は避けた方が無難です。

 

 

写真1

 

写真2

 

写真3

 

写真4