解説
「タグ付け」モジュールは画像にタグを付けたり、編集するモジュールです。
タグによる画像の抽出は「タグ付け」モジュールでもできますし、画像コレクションの中でもできます。
「タグ付け」モジュール機能はプロのカメラマンにとっては、必須のようですが、一方、写真枚数のそれほど多くない素人では、この機能を使っている人は少数派のようです。筆者も、出来の悪い写真に低い点数をつけるよりは、削除すべきという考えです。
最近のGoogle Photoは画像を自動的にグループ化するようですが、ここでの「タグ付け」にはそこまでの機能はありません。
12月22日の記事では、フリーの写真整理ソフトであるDigiKamのversion 7.0のベータ版がリリースされています。ここでは、デープラーニングによる顔認識が導入されているようです。
https://www.digikam.org/news/2019-12-22-7.0.0-beta1_release_announcement/
DigiKamとdarktableを乗り入れてつかっている人もいるようなので、この辺りは、時間を見て調べてみたいと思います。
「タグ付け」モジュールは、改善され以前より使いやすくなったとかかれていますが、実際に操作してみて、まだ、わかりにくいところがあります。とはいえ、改善されたことを喜びましょう。
翻訳を以下に示します。なお、筆者はまともなタグ管理をしていないため、実例の写真は、今一つになりました。
「タグ付け」モジュールの完全更新
ダークルームビューとライトテーブルビューにある「タグ付け」モジュールが、完全に再設計されました。 使用法は以前より直感的です。 複雑な処理を必要とした多くの機能を、1回または2回のクリックで利用可能になりました。 基本的な外観に変更はありません。2つのスタックウィンドウがあり、上ウィウンドウには選択した画像に添付されたキーワードが表示され、下ウィンドウにはダークテーブルで利用可能なキーワード辞書が表示されます。その間に、入力フィールドがあります。ウィンドウコンテンツの多くの変更、特に、より直感的でフレーム化されたウィンドウの操作に伴う変更があったため、これまでに、照合は停止しています。
上ウィンドウ(添付済タグ)には、常に現在のセレクションに添付されているタグリストが表示されます。タグは、ダークテーブルの独自の表記法に従い、常に行単位で表示されます(階層レベルは縦棒、コンピューター言語の「|」パイプで区切られます)。以前のモジュールと似ているのはここまでです。
各タグの左に、「アイコンなし」、「ダッシュ」、「チェックマーク」の3種の値を持つ小さなアイコンがあります。
(訳注:次の1行(訳も入れると2行)は間違いと思われるので訳しません。
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Nothing at all: this is a hovered image, but not selected.
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「アイコンなし」:画像が選択されていません。
注:終わり)
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「ダッシュ」:タグは、選択した画像の少なくとも1つに添付されます。
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「チェックマーク」:選択したすべての画像にタグが添付されます。
タグの右の括弧内に、現在のセレクション内でそのタグでインデックス付けされた画像数が表示されます。
大きな新機能:「タグ」を右クリックすると、1または2項目のコンテキストメニューが表示されます。
1項目の時:
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「タグを切り離す」-字の通り。
2項目の時:
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「すべてにタグをつける」-異なるタグを含む一連の画像を選択した場合、このアイテムを使用すると、選択したすべての画像にタグを添付できます。すでにラベル付けされたものはそのまま残り、ラベル付けされていなかったものはラベル付けされます。非常に実用的です。
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「タグを切り離す」-字の通り。
上ウィンドウの下部では、ボタンの数が2から5に増えました。今までの「添付」ボタンと「除外」ボタンに加えて、3つのボタンが表示されます。
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✓
を使用すると、ダークテーブル固有のタグの表示の有効または無効にできます。これにより、プレゼンテーションが大幅に減少します。 -
⥮
を使用すると、ウィンドウ内のタグの分類をアルファベット順またはラベル付けされた画像の数に応じて変更できます。 -
-
は各タグの階層または単なる末端タグを表示します。
中央の入力フィールドでは、常にタグを検索したり、新しいタグを作成できます。ただし、作成にはより多くの手間がかかるのでめ、新しい専用ウィンドウを使用する方が有利です(以下参照)。
(訳注:次の部分も動作確認がとれません。右のボタンはxで+ではありません。ここは、訳しません。
Finally, a cross button on the right allows you to delete the content of the input field.
最後に、右側の十字ボタンを使用すると、入力フィールドのコンテンツを削除できます。
訳注:終わり)
下ウィンドウ(タグ辞書)には、使用可能なタグリストが常に表示されます。今回は可読性が大きく改善しました。タグ階層はコレクションフィルターモジュールのタグまたはスタイルモジュールの階層スタイルと同じように、ツリー形式で表示されます。添付のタグウィンドウのように、左側に小さなアイコンが表示されます。その意味は次のとおりです。
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「アイコンなし」:これは利用可能なタグですが、選択されている画像では使用されていません。
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「ダッシュ」:選択した画像の1つに添付された少なくとも1つのタグを含む階層を指します。
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「チェックマーク」:タグは選択した画像のいずれかに添付されます。
タグの右側の括弧内に、辞書にあるすべてのタグによってインデックス付けされた画像数が表示されます。このタグの添付画像がない場合は何も表示されません。
別の新しい重要な機能があります。添付のタグウィンドウで、タグを右クリックしても完全なコンテキストメニューにアクセスできます。
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「タグを付ける」ー字の通り。
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「タグを切り離す」ー字の通り。
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「タグを削除」ー字の通り。
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「ブランチを削除」ータグおよび他のイメージで使用されなくなった上位レベルのすべての階層の要素を削除します。
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「タグを作成」ータグを作成するダイアログを開きます。もちろん、入力行と新しいボタンを使用したタグ作成は常に可能ですが、このオプションを使用すればより多くが可能になります。ここでは、タグを局所変数として定義できます。こうすると、タグはエクスポートされた画像のデータには含まれません。ここで、タグからカテゴリに影響を与えることもできます(カテゴリは、タグの構造化を支援するためにあります)。最後に、同義語を追加して、頻繁に使用するタグを入力しやすくもできます。
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「タグを編集」ータグとその属性を変更します。
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「パスの名前の変更(ブランチの変更)」ー階層内の中間タグを変更できます。
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「エントリーにコピー」-入力フィールドにタグを追加して、検索または作成を容易にできます。
さらに、キーワードが少なくとも1つの画像に付加されている場合には:
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「タグコレクションに移動」タグをコレクションフィルターモジュールにコピーして、関連するコレクションをアクティブにします。
辞書ウィンドウの下のボタンも4個から5個に変更されました。 以前の4つのボタンは「新規」、「削除」、「インポート」、および「エクスポート」でした。
現在のボタンは次のとおりです。
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「新規」ー 前と同じ動作。(キーワードの作成については、上記のコンテキストメニューの説明にある「作成…」の項目に関する注意を参照してください)
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「インポート」ー前と同じ動作。
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「エクスポート」ー前と同じ動作。
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+
「サジェストあり/なしのリストの切り替え」。 次のボタンがリストモードの場合にのみアクセスできます。 -
≣
「リスト/ツリー表示の切り替え」 階層をパイプ(|)で区切られた行として表示(リストビュー)します。
以前と同様に、ダブルクリックでタグを添付/分離できます。
最後に、両ウィンドウのサイズが変更できるようになりました。 個別に各ウィンドウを拡大・縮小するには、Control
+ wheel
を実行します。 これにより、右側の列全体を使用してキーワードを快適に管理したり、各ウィンドウを最小サイズに縮小して、別のモジュールを展開しながら常にキーワードを手元に置くことが非常に簡単に出来ます。