darktableとデジタル画像処理

プロは、プライム・レンズを使うか

プライム・レンズ(単焦点レンズ)は、画角が決まっています。 ズーム・レンズは、画角が変化しますが、一番明るいF値は、基本はF2.8 です。 プライム・レンズは、より明るいレンズで、F0.95からF2.5の間のものが多くあります。 典型的なプライム・レンズは…

カメラのサブスクリプション

ミラーレスでは、ソニーとMFTのOMシステムとパナソニックが先行しています。 2015年頃から、カメラの技術の進歩の速度は下がっています。 例えば、オリンパスのE-PL6(2013年発売)を現在も使っていますが、大きな不満はありません。 一眼レフでは、最近でも…

マウントアダプターとMFのヒント

ミラーレスカメラには、マウントアダプターをつければ、一眼レフのレンズを付けることができます。 一眼レフのレンズは、中古で、安く手に入るものもあります。 あるいは、過去に購入したレンズが手元に残っていることもあります。 MFTの単焦点レンズの焦点…

darktableとLRの比較(4)カラーバランスRGB

カラーバランスRGBの利用頻度が高いので、もう少しケースを付け加えます。 写真1と写真2は、木の根元から下にマスクを作成しています。 写真2のように、バイブランスをあげています。 バイブランスをあげると、露光をあげた場合と似た効果が得られます。 …

darktableとLRの比較(3)カラーバランスRGB

サイドカーファイルで、カラーバランスRGBの使用例を見ます。 写真1がもとの写真です。 写真2は、カラーバランスRGBの第1のインスタンスで、空の白い部分にマスクをかけています。 写真3では、マスクの部分のクロマとサチュレーションをあげています。 写…

darktableとLRの比較(2)グラデーション・デンシティ

グラデーション・デンシティ は、グラデーション・フィルター、あるいは、ハーフグラデーション・フィルターの代わりをするモジュールです。 www.kenko-tokina.co.jp www.kenko-tokina.co.jp cokinが代表的なメーカーですが、サイズと色が多様で、使いこなす…

darktableとLRの比較(1)

「How to get a pleasing result in a quick way? (Comparison to Lightroom) 」は、2月に初投稿された古い記事ですが、8月までディスカッションされています。 freepenguin84さんが、最初に次のように書いています。 > 私は darktable の大ファンで、かな…

iceland-photo-toursの写真講座

iceland-photo-toursが、WEBで写真講座を公開しています。 iceland-photo-tours.com 英語ですが、自動翻訳でも、問題ありません。 WEBで写真講座は、沢山ありますが、内容は入門が多いです。 iceland-photo-toursの写真講座は、「霧の撮影法」のように、対象…

まつりつくばとYoutube

まつりつくばの写真を撮影しました。 ねぶたや神輿では、参加者は多く、肖像権に触れないように、訂正するには手間がかかります。 darktableでは、censorizeモジュールが基本ですが、グループ全体であれば、ボカシや露光を使う方法もあります。 ともかく、動…

ART - a folk of RawTherapeeの出力画像サイズ

ART - a folk of RawTherapeeの出力画像変更のメモです、 写真1は、darktableで画像サイズを変更する方法です。 Exportモジュールのなかで、出力サイズを指定できます。 フォーマットのAVIFはミスで、Jpegを使います。 同じことを、ARTで行おうとしました。…

パナソニックにみるレンズの設計費用(13)20mmF1.7再考

20mmF1.7とオリンパスの25mmF1.8の比較です。 25mmF1.8は,45mmF1.8と並んで、ボケ重視、解像度無視のレンズです。 手前の芝生をみるとわかりますが、左は、葉が鋭角に見えます。 右は、葉がソフトです。 全体がソフトになる右では、目の周りもボケてしまいま…

パナソニックにみるレンズの設計費用(12)20mmF1.7再考

今回は、オリンパスの45mmF1.8との比較です。 写真1の右が、45mmF1.8で、左が20mmF1.7です。 45mmF1.8はともかく、線が柔らかくなります。 簡単に言えば、パステル調になります。 ボケは綺麗に出ます。 綺麗な絵になりますが、解像度の高い部分とのコントラ…

あけのひまわりフェスティバルとダイヤモンド筑波

あけのひまわりフェスティバルのひまわりと日の出の筑波の写真が、筑西市のHPに載っています・ www.city.chikusei.lg.jp ダイヤモンド筑波との可能性を調べてみます。 1)パール富士検索ツール パール富士検索ツール http://www.spheresoft.jp/crossing.htm…

MFTの12mmにワイコンをつける(2)

ワイコンの方が画角が狭いにも関わらず、印象は広角レンズより広く感じるとかきましたので、サンプル画像を添付します。 ワイコンの時の方が水面が波立っていませんでしたので、その分は考慮する必要があります。 魚眼まではいかないのですが、ワイコンでは…

パナソニックにみるレンズの設計費用(11)20mmF1.7再考

20mmF1.7と他のレンズの比較です。 写真1と写真2共に、左が、20mmF1.7です。 写真1の右は、EF50mmF2.5マクロです。 EF50mmF2.5マクロは現在は、ディスコンですが、25年くらい使われていました。 マクロなので、綺麗に撮影できるというより客観的に必要十分…

MFTの12mmにワイコンをつける(1)

パナソニックのMFTのワイドコンバータは、DMW-GWC1で、0.79倍になります。 「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.」(φ37mm)と「LUMIX G 14mm F2.5 ASPH.」(Φ46mm)に対応しています。 装着用のアダプターが2種類付属しているので、φ…

Jo Stephen( ジョー・スティーブン)さんの写真(5) darktableの限界

darktableは、次の特徴があります。 (1)シーン参照ワークフロー (2)少ないパラメータ調整 (3)強力なマスク 「(2)少ないパラメータ調整」は、フィルミックRGBに代表されるようなパラメータの集約化があります。フィルミックRGBのS字曲線は、他の…

パナソニックにみるレンズの設計費用(10)20mmF1.7再考

20mmF1.7の続きです。 20mmF1.7で、サフィニアの写真がよく撮れたので、レファレンスとなるFE50mmF1.8とくらべてみました。カメラは、Kiss Mでアダプターをつけていますので、自動焦点は中央だけになります。 写真1と写真2が、FE50mmF1.8ですが、焦点があ…

darktableの青写真の作り方

Jo Stephen Photographyを見ていたら、Cyanotype – Botanical(植物の青写真)が載っていて、これが素晴らしかったので、darktableで青写真(Cyanotype)に挑戦してみました。 結論を先に書くと、以下の方法では、Cyanotype – Botanicalのような写真はできま…

パナソニックにみるレンズの設計費用(9)20mmF1.7再考

20mmF1.7について、考えてみます。 良いレンズとは、他のレンズでは、撮影できないような写真が撮れるレンズをさします。 他のレンズでは、撮影できないような写真が撮れても、画像が破綻していれば、問題外になります。 ズームレンズの場合には、画角を変化…

室内灯のカラーキャリブレーション

カラーキャリブレーションの補足説明です。 サンプルは水族館です。 室内灯の場合には、第1に、色温度の調整することができます。 写真1は、太陽光を選択して、犬の白い毛が、白くなるように色温度を調整しています。 第2は、写真2で、flourescent(蛍光灯)…

パナソニックにみるレンズの設計費用(8)FISHEYE

今回は、MFTのFISHEYEレンズをGANREFで、見ました。 次の3種類があります。 価格は高いですが、OMシステムが健闘しています。 SAMYANGは、価格からすれば、検討していると思われます。 1078枚 M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO 675枚 LUMIX G FISHEY…

パナソニックにみるレンズの設計費用(7) GANREFの使い方

GANREは、写真掲載サイトです。 このサイトでは、メーカーのレンズ毎にインデックスがついています。 例えば、パナソニックは次にあります。 ganref.jp さて、お題は、この先です。 レンズ毎に、XXで撮影された写真 写真数 ZZ 枚 と整理されています。 そこ…

AEブラケットとHDR

APS-C以下の小さなセンサーのカメラのダイナミックレンジは、フルサイズより狭くなります。 ブランケット撮影をして複数画像を合成してHDR画像をつくれば、ダイナミックレンジを拡張できます。 なので、AEブラケットはダイナミックレンジを拡げるものと思い…

パナソニックにみるレンズの設計費用(6)

1)FDレンズの疑問: FDレンズ(特殊低分散レンズ)は、色収差を押さえ、ボケを綺麗にします。 色収差は、凸と凹のレンズの組合せでも、減少できます。典型は、ガウス型レンズです。同様に、非球面レンズでも色収差はある程度は抑えられるはずです。 パナソ…

パナソニックにみるレンズの設計費用(5)

MFTの古いレンズを並べてみます。 なお、II型が省略してあります。 1)MFTの標準ズーム 第1世代の1.は銘レンズでした。 2.3.は、1.に比べると影が薄く思わます。 第2世代で、パナソニックは、1.を置き換えたのですが、あまり成功していません。 第…

パナソニックにみるレンズの設計費用(4)

中古レンズの価格と神レンズについて考えます。 フジノンレンズ XF35mmF1.4 Rは、Xマウントの最初のレンズ(2012年 2月18日 発売)です。 後継モデルには、33mmF1.4で、旧型も並行して販売されています。 価格COMで、価格と中古価格を見ると次の様に値崩れし…

パナソニックにみるレンズの設計費用(3)

今回は、14㎜F2.5について書きます。 パナソニックの初期のMFTレンズは、今までもっていませんでした。 これ1本となれば、20mmF1.7になりますが、XF10(換算28㎜)が壊れてしまったので、代替となる可能性がある14㎜F2.5を検討したところ、中古見つかったの…

パナソニックにみるレンズの設計費用(2)

今回は、初期のMFTのレンズの改定を追いかけてみます。 パナソニックがMFTに進出した初期のレンズは、かなり設計費用をかけたと思われます。 前回取り上げた14-45㎜について、あるレビューは、フォーサーズの時には、最上位のレンズ交換式カメラには、ライカ…

パナソニックにみるレンズの設計費用(1)

カメラやレンズの価格は、「設計費用+組み立て費用+材料費+流通費用」から構成されます。 材料費は、新素材の開発で少しずつ下がります。 とはいえ、「組み立て費用+材料費+流通費用」はカメラやレンズの売れる台数に比例します。 一方、設計費用は、カ…