darktableは、次の特徴があります。
(1)シーン参照ワークフロー
(2)少ないパラメータ調整
(3)強力なマスク
「(2)少ないパラメータ調整」は、フィルミックRGBに代表されるようなパラメータの集約化があります。フィルミックRGBのS字曲線は、他のソフトであれば、複数のパラメータを調整する場合でも、1,2個のパラメータしかありません。
筆者は、darktableに慣れてしまって、OMワークスペースを起動して、あまりのスライーダーの多さに、辟易してしまいました。
このパラメータの集約化は、編集に対して頑強です。いいかげんにスライーダーを動かして、画像が破綻する場合はすくないです、
これは言い換えれば、不自然な色がでないことになります。
Jo Stephenの写真では、複数枚数の写真を重ね合わせて、1枚1枚の色合いはかなり自由です。
つまり、darktableでは、色がでません。
そこで、ARTに切り舞えてみたところ、色が出せることがわかりました。
darktableとARTを比べると、自動調整は、ARTが優れています。また、自由度も高いです。
ARTもシーン参照ワークフローに対応しているので、編集に伴う画像の劣化は同じレベルと思われます。