カラーバランスRGBの利用頻度が高いので、もう少しケースを付け加えます。
写真1と写真2は、木の根元から下にマスクを作成しています。
写真2のように、バイブランスをあげています。
バイブランスをあげると、露光をあげた場合と似た効果が得られます。
つまり地面の部分を明るくしています。サチュレーションを下げていますので、色目は薄くしています。
写真3、4、5、6では、3枚のマスクを3つのインスタンスで使っています。
マスクは描画マスクのグラデーションで、画像劣化の少ないマスクです。
写真6が処理結果です。
写真2と比べると地面の部分が暗くなっています。
フィルム時代には、黒飛びは当たり前で、表現の一部でした。
デジタルになって、暗所を明るくすることが簡単にできるようになりました。
これになれると、よく見えない暗所があることが気になります。
しかし、暗所を明るくする(持ち上げる)と写真はのっぺりしてしまいます。
そこで、この塩梅が問題になります。
一つの考えは、モノクロにしてみて考えることだと思います。