darktableとLRの比較(4)カラーバランスRGB

カラーバランスRGBの利用頻度が高いので、もう少しケースを付け加えます。

 

写真1と写真2は、木の根元から下にマスクを作成しています。

写真2のように、バイブランスをあげています。

 

バイブランスをあげると、露光をあげた場合と似た効果が得られます。

つまり地面の部分を明るくしています。サチュレーションを下げていますので、色目は薄くしています。

 

写真3、4、5、6では、3枚のマスクを3つのインスタンスで使っています。

マスクは描画マスクのグラデーションで、画像劣化の少ないマスクです。

 

写真6が処理結果です。

 

写真2と比べると地面の部分が暗くなっています。

 

フィルム時代には、黒飛びは当たり前で、表現の一部でした。

 

デジタルになって、暗所を明るくすることが簡単にできるようになりました。

 

これになれると、よく見えない暗所があることが気になります。

 

しかし、暗所を明るくする(持ち上げる)と写真はのっぺりしてしまいます。

 

そこで、この塩梅が問題になります。

 

一つの考えは、モノクロにしてみて考えることだと思います。

 

写真1

 

 

写真2

 

 

写真3

 

写真4

 

 

写真5

 

 

写真6