パナソニックのMFTのワイドコンバータは、DMW-GWC1で、0.79倍になります。
「LUMIX G X VARIO PZ 14-42mm F3.5-5.6 ASPH. POWER O.I.S.」(φ37mm)と「LUMIX G 14mm F2.5 ASPH.」(Φ46mm)に対応しています。
装着用のアダプターが2種類付属しているので、φ37mmとφ46mmのレンズにつけることができます。
さて、ワイドコンバータをつけると、広角レンズよりは。画質が落ちます。
価格も定価は1万円以上するので、予算を継ぎ足して、中古レンズを買う方法もあります。
LUMIX G 14mm F2.5 に、DMW-GWC1をつけると換算画角は、22.12mmになります。
最近のスームレンズの広角端は、換算24㎜なので、24㎜までは撮影ができるレンズが多いです。
一方、換算24㎜未満になると選択肢が減ります。
換算24㎜未満のレンズをもっていなければ、ワイドコンバータもありと思います。
さて、今回は、ルール破りです。
第1に、MFTの14㎜ではなく、12㎜に、ワイドコンバータをつけて見ます。
レンズは、LUMIX G VARIO 12-32mm / F3.5-5.6 (φ37mm)です。
第2に、DMW-GWC1ではなく、まがいもののDW-4を使っています。
DW-4は、Caplio GX/GX8用の倍率0.8倍のワイドコンバージョンレンズです。これは、ワゴンセールで500円で入手したものです。
写真1は、いつものレファレンスサイトです。
明らかに、周辺の画像は流れています。DMW-GWC1でないこと、14㎜ではなく、無理に12㎜につけたことが影響しています。
写真2は、木が中央の街灯に向けて傾いています。
MFTの12㎜x0.8は換算19.2mmです。
EF-Mマウントの広角ズームEF-M11-22mm F4-5.6 の広角端11㎜は、換算17.6mmです。数字の上では、こちらの方が広角です。
しかし、写真2のような歪みが残っているので、今回の方が、広角な印象になります。
写真3は、MFTの20mmF1.7で撮影しています。写真3の画質は、写真1の画質より良いのですが、「どちらが、インパクトがある写真か」といえば、圧倒的に、写真1です。
次回の広角の撮影には、EF-M11-22mmを使うと思いますが、写真2のような面白い写真には、ならないと思われます。