Jo Stephen Photographyを見ていたら、Cyanotype – Botanical(植物の青写真)が載っていて、これが素晴らしかったので、darktableで青写真(Cyanotype)に挑戦してみました。
結論を先に書くと、以下の方法では、Cyanotype – Botanicalのような写真はできません。
Aurélien Pierreさんが、丁寧な解説を書いていますので、これに従います。
写真1では、カラーキャリブレーションで、モノクロのプリセットを選択しています。
写真2が、その結果です。
写真3では、カラーバランスRGBのglobal offsetで、hueを259℃に設定しています。
数字は、256でずれていますが、後で訂正しました。
写真4では、Chromaを1.5%に設定しています。
写真5が出来た写真で、青くなっていますが、黒が残っています。
これは、RGBに、マイナスの値が発生しているためです。
そこで、写真6では、luminaceも1.5%に設定しています。
写真7は、処理後で、青写真らしくなってきました。
写真8では、フィルミックRGBの黒の相対露出を変更しています。
写真9では、暗い部分が強調されています。
写真10では、カラーバランスRGBのマスクタブで、white fulcumを調整して白い部分を調整しています。
写真11では、カラーバランスRGBのglobal offsetではなくpowerについても、hueを259℃、chromaを1.5%に設定しています。
写真12が最終結果です。
これで、綺麗な青写真ができました。
しかし、Jo Stephen PhotographyのCyanotype – Botanicalの色とはまったく異なります。
それどころか、darktableでは、Cyanotype – Botanicalの色が出せない気もしてきました。
この点は、もう少し、検討してみます。