2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

丸山 真男を超えて

1)丸山真男の時代 丸山 真男(旧字体で、丸山 眞男、まるやま まさお、1914年 - 1996年)は、日本の政治学者(思想史家、東京大学名誉教授、日本学士院会員)で、専攻は日本政治思想史です。 西欧思想と東洋古典の素養を兼ね備えた学識を持ち、戦後民主主…

平沢官衙遺跡 万灯夏祭り~つくば市とその周辺の風景写真案内(1128)

8月19日は、「 平沢官衙遺跡 万灯夏祭り」だったので、行ってきました。 写真1のように、カメラマンは、入り口のそばで三脚を並べています。 写真1は、なぜか、ピンボケでした。 写真2は、復元遺跡の建物ですが、この時点ではライトアップされていません。…

パナソニックにみるレンズの設計費用(8)FISHEYE

今回は、MFTのFISHEYEレンズをGANREFで、見ました。 次の3種類があります。 価格は高いですが、OMシステムが健闘しています。 SAMYANGは、価格からすれば、検討していると思われます。 1078枚 M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO 675枚 LUMIX G FISHEY…

パナソニックにみるレンズの設計費用(7) GANREFの使い方

GANREは、写真掲載サイトです。 このサイトでは、メーカーのレンズ毎にインデックスがついています。 例えば、パナソニックは次にあります。 ganref.jp さて、お題は、この先です。 レンズ毎に、XXで撮影された写真 写真数 ZZ 枚 と整理されています。 そこ…

歴史博物館(かすみがうら市)~つくば市とその周辺の風景写真案内(1127)

かすみがうら市の歴史博物館は、1987年に出島村歴史資料館として、オープンしています。 つまり、バブル前期の遺産です。 天守閣の形をしていますが、ここには、天守閣はなかったので、自由に設計しています。 シンデレラ城を同じようなのりです。 史実に縛…

無知の知と哲学の伝統

1)無知の知 プラトンの著書「ソクラテスの弁明」の中に次のような記述があります。 < ソクラテスの弟子が、デルフォイの神託所でアテネで一番の知者は誰かと尋ねます。「一番の知者はソクラテスである」と神託は告げます。それを聞いたソクラテスは、お告…

AEブラケットとHDR

APS-C以下の小さなセンサーのカメラのダイナミックレンジは、フルサイズより狭くなります。 ブランケット撮影をして複数画像を合成してHDR画像をつくれば、ダイナミックレンジを拡張できます。 なので、AEブラケットはダイナミックレンジを拡げるものと思い…

エビデンス革命の基本

(エビデンス革命の基本は、正しい推論と検証です) 1)基本的な誤解 エビデンス革命について、余りに誤解が多いので、整理しておきます。 なお、この説明は、パーシアンの立場で整理しています。 ウィキペディアの帰納の説明の間違いを訂正してあります。 …

つくば駅前の夜景~つくば市とその周辺の風景写真案内(1126)

つくば駅前の夜景を紹介します。 この時期にイルミネーションはありませんが、それにして、ランドマークとなる印象的な照明がないので、残念に感じます。 それから、3枚の写真に共通するアイコンもありません。 ゆるキャラのイルミネーションが、welcomeと言…

デジタル社会へのレジームシフトは、前提ではない

1)生成AIでなくなる仕事 生成AIが、出てきて、これから、生き残る仕事は何かという議論がなされています。 生成AIにできる仕事では、これから、たべていけなくなるので、教育カリキュラムを抜本的に見直すべきという人もいます。 こうした発言には、2つの…

パナソニックにみるレンズの設計費用(6)

1)FDレンズの疑問: FDレンズ(特殊低分散レンズ)は、色収差を押さえ、ボケを綺麗にします。 色収差は、凸と凹のレンズの組合せでも、減少できます。典型は、ガウス型レンズです。同様に、非球面レンズでも色収差はある程度は抑えられるはずです。 パナソ…

カピオ前広場のテント~つくば市とその周辺の風景写真案内(1125)

7月頃から、カピオ前広場に大きなテントが設置されています。 これは、まつりつくば関連のテントのようです、 中央のテントには、「ねぶた小屋」と書かれています。 野咲いばら氏のブログには、内部の様子も載っていました。 news.yahoo.co.jp 2022年は、「…

演繹法の欠如(2)

1)帰納法 ここで、演繹法とよんでいるものの半分は、アブダプションです。 ウィキペディアの英語版には、帰納(Induction)について、次の説明があります。 「帰納的一般化 一般化 (より正確には、帰納的一般化) は、サンプルに関する前提から母集団に関す…

ZOZO BASE~つくば市とその周辺の風景写真案内(1124)

旧NEC基礎研究所後にできた物流市悦です。 つくば市内のZOZO BASEとしては、3番目になります。 写真1 ZOZO BASE

パナソニックにみるレンズの設計費用(5)

MFTの古いレンズを並べてみます。 なお、II型が省略してあります。 1)MFTの標準ズーム 第1世代の1.は銘レンズでした。 2.3.は、1.に比べると影が薄く思わます。 第2世代で、パナソニックは、1.を置き換えたのですが、あまり成功していません。 第…

見えてきたスノーの限界

(スノーの限界が見えてきました) 1)スノーの限界 1959年に、スノーは、「2つの文化と科学革命」の中で、「人文的文化と科学的文化の間には越えられないギャップがある。エンジニア教育が必須だ」と言いました。 これに、パースの「ブリーフの固定化法」…

安倍晴明の生誕地(筑西市)~つくば市とその周辺の風景写真案内(1123)

筑西市のある安倍晴明の生誕地(晴明橋公園)です。 あるブログでは、「安倍晴明の生誕地の一つを訪ねて」と書かれていました。 間違いではないのですが、「生誕地が複数ある」という事実には、納得できないものがあります。 駐車場と石碑があるだけのミニ公…

パナソニックにみるレンズの設計費用(4)

中古レンズの価格と神レンズについて考えます。 フジノンレンズ XF35mmF1.4 Rは、Xマウントの最初のレンズ(2012年 2月18日 発売)です。 後継モデルには、33mmF1.4で、旧型も並行して販売されています。 価格COMで、価格と中古価格を見ると次の様に値崩れし…

演繹法の欠如(1)

1)帰納法の限界 ある新聞に、スペースXに比べて、日本の宇宙開発は出遅れていると書かれていました。 しかし、スペースXは、3年以上前から、千単位の衛星を打ち上げる計画でした。 最近になって、計画が機動にのってきたにすぎません。 スぺ―スXの計画が、…

パナソニックにみるレンズの設計費用(3)

今回は、14㎜F2.5について書きます。 パナソニックの初期のMFTレンズは、今までもっていませんでした。 これ1本となれば、20mmF1.7になりますが、XF10(換算28㎜)が壊れてしまったので、代替となる可能性がある14㎜F2.5を検討したところ、中古見つかったの…

労働市場の話

(労働市場が激動しています) 労働力が不足している企業が、50%を越えているという調査もあります。 しかし、労働市場があれば、労働力の不足は、賃金の上昇になり、賃金が上昇すれば、DX投資が回収できるようになります。つまり、企業は賃金と労働生産性…

パナソニックにみるレンズの設計費用(2)

今回は、初期のMFTのレンズの改定を追いかけてみます。 パナソニックがMFTに進出した初期のレンズは、かなり設計費用をかけたと思われます。 前回取り上げた14-45㎜について、あるレビューは、フォーサーズの時には、最上位のレンズ交換式カメラには、ライカ…

C58275蒸気機関車(笠間市)~つくば市とその周辺の風景写真案内(1122)

C58275蒸気機関車が、笠間市民体育館横の石井児童公園にSLが展示されています。 水戸線ゆかりの形式の C58275蒸気機関車として保存されていますが、この機関車は、水戸線で使われたことはありません。 屋根があるので、保存状態は良いですが、通常は、柵の中…

データとアルゴリズムが全て

(データとアルゴリズムのフレームにのらないルールは形而上学です) 8月12日の日本経済新聞によると政府は、AI事業者向けのガイドラインの骨子を決めたといわれています、その中には、「生成AI学習データ開示」が含まれるようです。 これを見ていると、いよ…

栗のいえ(笠間市)~つくば市とその周辺の風景写真案内(1121)

栗のいえ(0299-57-2728)は、笠間市土師(はじ)、旧岩間にある古民家洋菓子店です。 パティシエは、「オーボン・ビュータン」や「ピエール・ガニェール」などの有名店で働いていたそうです。 「築130年元村長家屋にて、お庭を眺めながらシェフ拘りのスイーツ…

パナソニックにみるレンズの設計費用(1)

カメラやレンズの価格は、「設計費用+組み立て費用+材料費+流通費用」から構成されます。 材料費は、新素材の開発で少しずつ下がります。 とはいえ、「組み立て費用+材料費+流通費用」はカメラやレンズの売れる台数に比例します。 一方、設計費用は、カ…

中央公園の噴水~つくば市とその周辺の風景写真案内(1120)

2020年から、中央公園の噴水が復活しています。 夜間は、ライティングされますが、色は控えめです。 写真1 中央公園の噴水

停まっている時間

1)帰納法バイアス 政府は、一定の年収を超えると社会保険料などの負担が生じて手取りが減ってしまう「年収の壁」の問題を巡って、賃上げなどに取り組む企業を対象に従業員1人あたり最大50万円の助成金制度を新設する方針を固めました。 あるいは、日本の日…

花火の撮影と現像メモ (4)

山岸伸氏の「ポートレート×花火」の記事がありました。 「ポートレート+背景」の写真は、今までは、ストロボを使うことが原則でしたが、ストロボでは光の量を確かめながら撮影できません。 なので、筆者は、最近は、LEDの方が使いやすいのではないかと考え…

ブリーフのジェネレーター

(ブリーフのジェネレターを考えると、スノーの課題に到達します) 1)第1の視点 「ブリーフの固定化法」の第1の視点は、あるブリーフを想定して、そのブリーフは4つの手法のどれで、固定化するかを考えることです。 この場合、ブリーフは1つで、1つのブ…