ダークルームの右パネルには、マスク表示アイコンが追加されました。
このアイコンは、常に表示されるわけではなく、マスクが有効になっている時だけに表示されます。
少し、特徴的な表示をするので、今回は、チェックしてみます。
写真1は、マスクのチェックによく使うカラーライズです。この状態では、モジュールのトップパーの右には、3つのアイコンが並んでいます。
写真2では、描画マスクのタブをオンにしています。この状態では、モジュールのトップパーの右には、4つのアイコンが並んでいます。一番左のアイコンが、マスク表示アイコンです。つまり、マスク表示アイコンがモジュールのトップバーに表示されているときには、そのモジュールで、マスクが使われていることを意味します。
写真3では、描画マスクのタブをオフにしています。この状態では、モジュールのトップパーの右には、3つのアイコンが並んでいます。一番左のアイコン、マスク表示アイコンが消えています。
写真4では、パラメトリックマスクのタブをオンにしています。この状態では、モジュールのトップパーの右には、4つのアイコンが並んでいます。一番左のアイコンが、マスク表示アイコンです。これは、描画マスクの時と同じです。
写真5では、写真4で開いていた、カラーライズモジュールを閉じています。モジュールを閉じた状態でも、マスク表示アイコンは残っています。
写真6では、カラーライズモジュールを閉じたままで、マスク表示アイコンをオンにしています。こうすると黄色マスクが表示されます。
まとめます。
darktable3.6では、モジュールのトップバーにマスク表示アイコンが追加されました。
このアイコンは、モジュールでマスクが使われている時、すなわち、描画、パラメトリックなどのマスク作成アイコンがオンになっているときにだけ表示されます。
マスク表示アイコンの機能は次の3つです。
第1に、モジュールを開いたときに、このアイコンは、モジュールの下の方に表示される、マスク表示アイコンの代わりをします。機能は同じですが、モジュールのトップバーにあるため、スクロールさせずに、マスク表示をオンにできます。
第2に、モジュールを閉じた状態で、モジュールでマスクが使われているか否かを表示します。
第3に、モジュールを閉じた状態で、アイコンのスイッチをオンにすることで、モジュールで使われているマスクを確認できます。
というわけで、モジュールのトップバーに表示されている他のアイコンとは違った動き方をしますが、慣れれば便利です。
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