土浦小学校(1)(土浦市)~つくば市とその周辺の風景写真案内(465)

土浦市の歴史の小径整備事業は、水戸街道土浦城を中心に歴史散歩する構想です。

土浦小学校は、この歴史の小径にも相当しますが、その点は、次回に紹介することにして、今回は、2014年に完成した新しい校舎を紹介します。

つくば市の場合には、小学校の新築公社は、2016年の春日学園以降は、義務教育学校に集中しています。

土浦市の場合も、2018年に新治学園義務教育学校が、新築されています。また、2018年から、小中一貫教育が土浦市内全域で開始されています。しがたって、今後、単独で新築の小学校が建設されることは、まれになると思われます。

記載が一番、詳しい日刊建設工業新聞を中心に引用すると概要は以下です。


施設の老朽化に伴い改築事業が進められていた「土浦市立土浦小学校校舎及び屋内運動場」がこのほど完成した。同校は1873(明治6)年創立の伝統校。校舎建設に当たっては周辺景観との調和に重点を置くとともに、校舎中央部に3層吹き抜けのコミュニティーホールを設け、子供たちの一体感を創り出す役割を持たせている。各階の校舎廊下は100メートル (m) を超えている。

■工事名称/土浦小学校校舎及び屋内運動場改築事業 ■工事場所/茨城県土浦市大手町13-32 ■建築主/土浦市 ■設計・監理/株式会社横須賀満夫建築設計事務所 ■施工/建築:株木・山本特定建設工事共同企業体     給排水衛生設備:有限会社渡辺工業所     電気設備:栗原電業株式会社     空気調和設備:山田空調設備株式会社

■敷地面積/15,843㎡ ■建築面積/4,108.4㎡ ■延床面積/校舎:8,095㎡、屋内運動場:880㎡ ■構造規模/校舎:RC造3階建て、屋内運動場:RC造2階建て ■工期/2012年9月20日~2014年1月15日


コミュニティーホールには立ち入れませんが、 日刊建設工業新聞の添付資料で、写真をみることができます。

なお、土浦市立宍塚小学校‐2014年(平成26年)4月に本校に統合しています。

2018年4月(平成30年度)より,土浦第一中学校の学区の小学校として小中一貫校になっています。

写真1は、グランド側から見た小学校です。個性的なデザインで、他の学校と間違えることはないでしょう。

入り口の門は、表通りに面した部分だけでも3つあります。

写真2は、一番大きな門で、正門でしょう。塀には、狭間がついていて、城郭を思わせるデザインです。

写真3は、敷地の角にある門です。瓦屋根で、木のように見える部分が多くなっています。

歴史的な景観地区にふさわしいと言えます。

次回は、歴史的な視点で説明します。

 

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写真1 土浦小学校

 

 

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写真2 土浦小学校

 

 

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写真3 土浦小学校

 

 

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