公式サイト検索予約サービス “STAYNAVI”の不思議

高速道路や公営の宿泊施設の場合には、Go Toトラベルのキャッシュバックを得るには、株式会社ピアトゥーが運営するSTAYNAVI(ステイナビ)という民間サイトを使っているようです。このサイトは、通常は使用料を宿泊料の3%取りますが、GoToに限り、1.5%の半額にディスカウントしているようです。

STAYNAVI(ステイナビ)のWEBには、何が公式と言えるのか不明ですが、「公式サイト検索予約サービス」と書かれています。

公営の宿泊施設をGoToトラベルを使って予約しようとしたところ、予約確認のメールと共に、STAYNAVI(ステイナビ)のURLが書かれていて、そこで、GoTo割引の手続きをするように促されました。

ここまでは普通です。しかし、次のステップで絶句する事態が起こりました。

メール添付のURLには、予約番号等のリンク情報が皆無でした。GoToトラベルの割引を受けるためには、予約確認メールをみて、STAYNAVI(ステイナビ)のサイトに、確認メールに書かれていた予約情報を全て、再度入力する必要がありました。1つでも足りない項目があると、エラーになって受け付けません。

このシステムを作った人は、普通でないと思います。Amazonでも、予約確認には2種類のデータを入れて照合するだけです。普通は、予約番号、氏名、宿泊日の3つ程度のデータで、十分なはずです。予約確認のメールには、予約内容が書かれていますから、予約内容を紹介サイトに転送することは容易です。GoToトラベルの仕組みはよくわかりませんが、全てのデータを2回手入力しなければいけない制度設計になっていたら、設計者が普通ではありません。入力する事項は、確認メールに書かれていた予約内容と同じでした。ですから、メールからステイナビの入力欄に、コピペを繰り返しました。つまり、セキュリティーにはなっていません。セキュリティーにするなら、24時間限定有効の照合番号などを添付すべきです。

ともかく、想像を絶することが起こったので、最初は頭が混乱してしまいました。

 

 

  • STAYNAVI(ステイナビ)とは Go Toトラベルのホテル直販予約をサポートする第三者機関 <ホテル事業者向け>

https://airstair.jp/staynavi/

  • 観光業向け直販予約特化型WEBサイト「STAYNAVI」との連携により Go To トラベル事業の対象となる高速道路周遊パスを 2020年9月18日(金)から開始します ~申込受付は、2020年9月11日15時から 宿泊施設直販とのセットで高速道路ご利用分も半額相当が給付対象に!~

https://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/news_release/4890.html