アンデルセンカフェつくば店
アンデルセンは全国チェーンのパン屋さんです。つくばでは、西大通り沿いの洞峰公園の北側にあります。
「アンデルセン」の名前で、知られていますが、会社の歴史は次になります。
1951年 株式会社「タカキのパン」設立
1962年 株式会社タカキベーカリーに改名
1967年 広島に、デンマークにアイデンティティを求めたベーカリーとレストランの複合店「アンデルセン」を開店、日本で初めてパンのセルフサービス方式を導入 しています。
つまり、発祥は広島です。アンデルセン・グループとして、 株式会社タカキベーカリー、株式会社アンデルセン、リトルマーメード(マーメードベーカリーパートナーズ、フランチャイズ)を経営しています。
アンデルセンのお店は、アンデルセン 49店、アンデルセンカフェ 1店、デニッシュハート 24店、ブレッドストーリー 1店(2021年4月1日現在)です。
リトルマーメードのお店は、リトルマーメイド(ベーカリーチェーン、国内265店)、デニッシュバー(デニッシュ専門店、国内8店)、カフェデンマルク(サンドイッチカフェ&ベーカリー、国内2店)、マーメイドカフェ(カフェ&ベーカリー、国内4店)ロッド(4店)、ブロットン(3店)(店舗数は2021年4月1日現在)です。
アンデルセンのお店は、あまり多くありません。
アンデルセン・グループは、2002年から日本のスターバックスにパン・デニッシュ類、冷凍パン生地を供給しています。現在は、チェーン店に供給する冷凍パン生地はタカキベーカリーが製造しており、マーメイドベーカリーパートナーズがメニュー開発などの提携を行っています。
さて、アンデルセンカフェつくば店の開店は、随分昔と思いますが、確認はとれませんでした。
つくばのパン屋さんでは、ピーターパン、モルゲンが別格に古いです。
ピーターパンは、埼玉の高島屋の3Fから、1971年につくばに移転しています。1号店は、並木店です。モルゲンは、1978年開業です。1983年に、ピーターパン吾妻店が開店しています。(注1)このあたりまでが、つくば科学万博前の時代です。
アンデルセンカフェつくば店は、1985年のつくば科学万博前後の開店と推定しています。
というのは、1989年5月に、 タカキベーカリーのつくばリテイルサポートセンター(茨城県つくば市緑ヶ原1-1-1)が、竣工しているからです。(wikiによる)詳しい違いがわからないのでここでは、「つくばリテイルサポートセンター=タカキベーカリーつくば工場」として、話を進めます。工場を作る前に、アンデルセンを出店していただろうと考える訳です。
ちなみに、つくば市内のスターバックスのパンは、タカキベーカリーつくば工場で作っているはずです。
アンデルセンカフェつくば店は、2018年3月31日に、新装開店しています。現在のデザインは、この時のものです。テラス席があるので、ペットを連れていくことも可能です。
写真1が、テラス席です。歩道は、西大通りに付帯しています。
突き当りに見える半円形のモニュメントは、洞峰公園の入り口です。
写真2が、コーナーを中心にして、お店の全景です。
右に、正面入り口が、左にテラス席が見えます。
つくば市内には、変わった建物が多いので、アンデルセンカフェつくば店は、個性的とはいえませんが、「デンマークにアイデンティティを求めたベーカリーとレストランの複合店」としては、及第点でしょう。
写真3は、テラス席の近くのユリの木の跡です。最近伐採されています。
2021/06/23
2021/08/27
注1:
ピーターパン吾妻店は、2021年6月28日に閉店しています。
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アンデルセン グループ
https://www.andersen-group.jp/
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株式会社アンデルセン
https://www.andersen.co.jp/company/
https://www.takaki-bakery.co.jp/
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リトルマーメード
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マーメードベーカリーパートナーズ wiki
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