EF50mmF1.8の研究(6)

幾つか撮影上の注意がわかりました。

 

(1)前景と背景の位置関係と背景の光源で、ボケがきまります。

 

タンポポは連続しているので、自由度が高く、適切な位置の探索は難しいです。

 

(2)背景のボケの色合いは、花の密度できます。

 

背景のボケの色合いは、花の密度でことなります。これは、カメラの向きで大きく変化します。

 

(3)タンポポの開花時間

タンポポは朝開いて、夕方には花を閉じます。

 

花の開き具合は、気温と天気に左右されます。

 

できるだけ、開花している時間を選ぶことが重要です。

 

(4)タンポポの花の寿命は3日です。

 

3日を過ぎると、種に変わります。

 

一面がタンポポの花で、種が見られないシーンの期間は短いです。

 

そのようなシーンが見つかれば、良い写真が撮れます。

 

今回は、花壇の花も比べています。

 

EF50mmF1.8かたく、ボケがうるさく感じられます。

 

逆に、それを生かしたシーンにすべきだということになります。

 

ボケ量は、焦点距離÷F値に比例します。

 

16mmF1.4は、11.4です。

50mmF1.8では、27.8です。

45mmF1.8は、25です。

32mmF1.4は、22.9です。

40㎜F2.8は、14.3です。

60㎜F4は、15です。

100mF4は、25です。

200mmF6.3は、31.7です。

300mmF6.7は、44.7です。

ボケ量からすれば、望遠が有利になります。

オリンパスの75-300mmF4.8-6.7は、かなり変わったレンズです。

望遠端が、6.7で暗すぎます。せめて、F6.3にすべきと思います。

このレンズは、ボケ重視です。解像度は高くありません。

「300mmF6.7は、44.7」を見ると、ボケ重視という設計もありうる気がしてきました。

 

 

写真1 EF50mmF1.8

 

 

写真2 EF50mmF1.8

 

写真3 オリンパス45mmF1.8

 

 

写真4 オリンパス45mmF1.8