焼き芋マニュアル向けに、犬のコックさんの写真を作ろうとしています。
コック帽子を作って、犬にかぶってもらって写真を撮ろうと考えていますが、その前に、Kritaを使って画像合成でもできないか試してみました。
写真1は、犬の写真です。顔の部分を切り取って使いたいので、顔の周りが黄色になっている写真を選びました。
写真2では、kritaで、黄色の部分を抽出して、αチャンネル(透明)に設定しています。
写真3は、最上面のマスクを表示しています。このマスクは、赤くなったり、透明になったりします。これは、誤操作で、赤く表示された場合です。描画ソフトでは、慣れるまでは、誤操作をすることがよくあります。
写真4で、顔の周りは、消しゴムツールで、透明にします。
写真5は、コックさんの写真です。
写真6で、顔の部分をきりとります。
写真4の犬の顔のデータは、ビットマップなので、操作画面上では、拡大・縮小はできませんので、事前に、ファイル変換で、画像のサイズを変更しておきます。
写真7では、写真6の写真に、犬の顔の画像を、新規レイヤーをして読み込んでいます。
写真8では、犬の顔を首の上にのせていますが、明かに顔が小さすぎます。
写真9では、サイズを変更した犬も顔を載せています。ここで、髪の毛の付け根の部分が不自然です。また、人間の顔に比べると犬の顔は立ての長さが短いので、帽子の位置をずらすべきです。
そこで、髪の毛の付け根の部分を消しました。
帽子と上着を別々のレーヤーに分けて、帽子を動かせるようにしました。
写真10は、調整した結果です。まだ、不自然ですが、ここで、一段落することにします。
写真11では、G’MICのフィルターで、コミックに変換しています。
この場合には、コックさんの帽子の布も折れ目は消えてしまっています。 つまり、犬の顔の部分とコックさんの衣裳の露光がそろっていなかったことが、失敗の原因です。
再度、露光を調整して、チャレンジしてみたいと思います。
Kritaには、露光という編集概念がないので、こうした場合には、Gimpの方が、融通か効きやすかったと思われます。それから、犬の顔では、首の部分を入れないと、構図が不安定になると思いました。