極上の焼き芋の焼き方（１３８）品種の検討「福紫（２）」

ふくむらさきは、「九系255」と「パープルスイートロード」をかけ合わせた品種で、2021年7月 9日に、品種登録された新しい品種です。

過去にパープルスイートロードの焼き芋と福紫の焼き芋を検討しています。

更に、市販の「華むらさき」を購入しています、

発売もとのぽてとかいつかは、次のように書いています。期待の新ブランド「華むらさき」「華むらさき」は、2020年に発売開始した焼き芋にすると最高糖度が40度になる紫いもです。

「華むらさき」は、ぽてとかいつかが品種改良した紫サツマイモの新品種ですが、市販されていません。

今回は、「華むらさき」を参考に、再度、福紫を評価しなおしてみました。

写真１が、福紫のパッケージです。

写真２と写真３が、福紫の焼き芋です。

サツマイモの品種による焼き芋の糖度は、以下です。

安納芋：糖度40度シルクスイート：糖度40度金時：糖度13度紅あずま：糖度30度紅はるか　糖度50-60度

図1と図２は、農研機構の資料にある蒸し芋と焼き芋の糖度です。

焼き芋の糖度が26というのは、紅はるかの場合、とんでもなく低いので、この図から、紅はるか並みに、甘いとはいえませんが、上手く焼き芋にすれば、安納芋やシルクスイートの糖度40度くらいは期待できそうです。

つまり、華むらさきと同程度に甘いことはありそうです。

写真２と写真３の福紫の焼き芋味ですが、紅はるかとは、比較になりませんが、華むらさきとは、よい勝負をしていると思われます。

紫芋系では、もっとも甘い品種と思われます。

極上の焼き芋の焼き方（８）　パープルスイートロード編 2020/10/17