極上の焼き芋の焼き方(130) 市販の焼き芋の研究(23)BLANDEつくば並木店(焼き上げ、紅はるか)

市販の焼き芋の研究(23)BLANDEつくば並木店(焼き上げ、紅はるか)

カスミBLANDEつくば並木店は、2022/01/28につくば市内に開店した新しい業態のスーパーカスミストアです。

この店舗は、ドラッグストアのWelciaとフロアを共有していて、Kasumi & Welciaと店名が書かれています。

この店舗では、他のカスミストアで、配布している割引券はつかえません。

開店直後の状況では、新たなプライベートブランド「MiiL KASUMI 」の食品が多く並んでいました。 「MiiL KASUMI」は、食事を楽しむことを念頭に置いた商品、地元ならではの「マルシェ」、こだわり商品の「プレミアム」の3カテゴリーに、ラインアップが分かれているようです。

ざっとみたところ、食品の半分くらいが、「MiiL KASUMI 」でした。ともかく、種類の数が中途半端ではありません。 これだけの種類の数のプライベートブランドを1店舗でさばけるとは思えませんので、他の店舗でも扱うのか、差別化のために新しい業態店舗限定にするのか、今の所、不明です。

2月中に同市研究学園に2号店を開く予定のようです。

さて、今回は、BLANDEつくば並木店の焼き上げの焼き芋です。

焼き芋の種類は、紅あずま、紅まさり、紅天使、シルクスイート、安納芋、紫芋、金時系2種類と合計8種類もありました。 今までは、焼き上げの焼き芋で、つくば市内で、種類が一番多いのは、ヨークベニマルの3種類(紅天使、鹿吉のシルクスイート、金沢の金時系)でしたので、記録更新です。

市販の焼き芋什器の焼き芋は、かなり調べたので、もういいかとも思いましたが、販売している焼き芋のサイズが大きかったので、購入してみました。

重量を測ったところ、539gありましたので、2Lサイズと思われます。

いままで、2Lサイズの紅はるかの焼き芋は全て失敗しています。

なので、2Lでも、大型の石焼き芋什器であれば、まともな焼き芋ができるか、試しに購入してみました。

写真1が、紅天使の焼き芋の袋です。赤字で、「MiiL」と書かれているのは、「MiiL KASUMI 」の意味です。

写真2は、袋から出した焼き芋です。

写真3は、焼き芋の断面です。

2Lは難しいと思って、購入したのですが、案の定、焼き芋の出来は、問題外で、失格でした。

購入していませんが、L以下のサイズでは、ここまで失敗することはないと思います。

紅天使は、紅はるかのぽてとかいつかの登録商標です。つまり、紅天使という表示は、ぽてとかいつかが、基準品質に達した紅はるかにつけるものです。

2Lサイズ以上の紅はるかは、焼き芋には適さないので、5㎏で、2000円未満で売っています。

この紅はるかは、紅天使ではない可能性が高いと思われます。

普通のスーパーカスミや、ヨークベニマルで、紅天使として販売している焼き上げの焼き芋のサイズは、Lまでです。

石焼き芋什器で焼き芋を焼いている場合、「サイズがL以下であること」、「サイズが揃っていること」は、まともな焼き芋の必須の条件と思いました。

道の駅では、農家が、品種と登録商標の区別が出来ずに、直売の袋に、登録商標を書いていることがよくあります。 これも、好ましいことではありませんが、購入者は、状況からみて、農家のネーミングのミスだと判断できます。

こうした判断が難しい場合には、登録商標は尊重されるべきと思います。

f:id:computer_philosopher:20220131232039j:plain
写真1 紅天使の焼き芋

f:id:computer_philosopher:20220131232126j:plain
写真2 紅天使の焼き芋

f:id:computer_philosopher:20220131232144j:plain
写真3 紅天使の焼き芋