イルミネーションの撮影とdarktable 3.8による編集(4)

今回は、イルミネーションの色の変更です。

イルミネーションの色は、LEDライトの色で決まります。

LEDライトの色は、人工的に、主催者が選んだものです。

したがって、正しいイルミネーションの色というものは、ありません。

つまり、色の編集は、任意で、構わないことになります。

darktableの画像編集でも、この条件は特異です。

写真1は、RAWを読み込んだ場合のカラーキャリブレーションです。太陽光(Daylight)になっています。

写真2では、ピッカーをつかって、カラーキャリブレーションをしています。ここでは、イルミナントは、カスタムになっています。

カスタムの場合には、色相スライダーで、太陽光よりも多様な色を選択することが可能になります。

写真2、写真3、写真4、写真5は、色相スライダーの色選択を変更した例です。

写真5の緑色の空は、あまりに、不自然なので、変更を試みます。

写真6では、カラールックアップテーブルをつかって、緑色の空の部分をピッカーでテーブルに拾っています。

写真7、写真8では、オフセットのスライダーを使って、空の色を青とピンクに変更しています。

写真9では、カラーゾーンを使って、空の色を、緑から、青に変更しています。

イルミネーションの写真では、風景本来の色が、残っているのは、空の部分だけですので、ここの色の取り扱いに注意すれば、それ以外の部分の色は、大きく変更しても、不自然な画像にはなりません。

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写真1

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写真2

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写真3

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写真4

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写真5

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写真6

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写真7

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写真8

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写真9