darktableの基本ワークフロー(7)

シーン参照ワークフロー(2)

シーン参照ワークフローのつづきです。

今回は、画像を仕上げします。

写真1がカラーバランスで、output saturationを右に振っています。

この段階で、表示参照ワークフローと同じレベルまで現像できたことになりますので、比較のために、写真2に表示参照ワークフローの最終画像を載せておきます。これは、darktableの基本ワークフロー(5)写真7と同じ画像です。

写真3は、レンズ補正をかけています。

写真4は、ヘイズ補正をかけています。

写真5は、コントラストイコライザーで、denoise & sharpenをかけています。

写真6は、ローカルコントラストを強調しています。パラメータはデフォルトです。

このように、シーン参照ワークフローでは、暗部を持ちあげた、きれいな画像を簡単に作ることはできます。

ただし、どこまで、暗部を持ち上げるべきかが、問題ですので、次回はこの点を取り上げます。

 

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写真1 カラーバランス

 

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写真2 表示参照ワークフローの最終画像

 

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写真3 レンズ補正

 

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写真4 ヘイズ補正

 

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写真5 コントラストイコライザー

 

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写真6 ローカルコントラスト