極上の焼き芋の焼き方(82)羊羹焼き芋の芋回し

リンゴの栽培で、「玉回しは樹になっているリンゴの日陰になった部分をムラなく日に当たるように、りんごの実を反転さる作業」をいいます。

羊羹焼き芋は、リンゴではありませんが、保温箱に入れて、糖化を促進させると、麦芽糖の蜜が出てきますが、この蜜は、重力によって、芋の下側にたまります。

保温箱にいれる工程は2回あります。

この2回について、サツマイモの上下を入れ替える「芋の芋回し」をする方法と、「芋の芋回し」をしない方法があります。

「芋の芋回し」をすると、糖蜜は、焼き芋の表と裏に広がります。

「芋の芋回し」をしないと、糖蜜は、焼き芋の片側に留まります。

どちらが良いか、今のところ判断できていません。

評価は、仕上げ工程によると思います。

アルミホイルに、糖蜜を吸収させるのは、無駄だと考えれば、「芋の芋回し」になります。

この場合には、焼き芋の皮を味わうことになります。

 

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