焼き芋羊羹のおすすめのサツマイモの品種は「紅はるか」ですが、「シルクスイート」でも、可能で、「紅あずま」は向いていないと、「極上の焼き芋の焼き方(72)焼き芋羊羹と焼き芋の話(4)」に、書きましたが、試していなかったので、確認作業をしてみました。加熱は以下です。
オーブン170度(60分)=>トロ箱保温(120分)=>170度(60分)=>トロ箱保温(120分)
仕上げに、170度(5分)x2で、焼き芋の切り身の表裏を乾燥させました。
写真1が、出来上がったシルクスイートの焼き芋羊羹です。糖蜜が出ていて問題のない出来栄えです。
写真2が、出来上がったシルクスイートの焼き芋羊羹の断面です。半透明になっていて、問題のない出来栄えです。
写真3は、乾燥のための追加加熱の様子です。
食べてみて、シルクスイートの焼き芋としては、非常に糖度が高く、良い出来栄えになりました。しかし、その前に作った、紅はるかの焼き芋羊羹と比べると、甘さが負けていると思われました。ただし、サツマイモの個体差があるので、1例の比較だけでは、わからない部分があります。ちなみに、紅はるかは、いつもリファレンスに使っている地元野菜コーナーのAさんの出品で、今まで、品質で外れたことはありませんので、グレードは高いです。一方のシルクスイートは、2か所の売り場でチェックして、サツマイモのサイズの小さい方を選びました。選ばなかった売り場のシルクスイートはサイズが2Lだったので避けました。それは、(焼き芋羊羹スタイルではなく、通常の焼き芋のスタイルですが、)以前に、2Lの紅はるかを使って、うまくいかなかったからです。
まとめ
「紅はるか」の代わりに「シルクスイート」でも、焼き芋羊羹をつくることができます。
紅はるかの2Lについては、次回に扱います。
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