極上の焼き芋の焼き方(94)品種の検討「シルクスイート」

品種の検討「シルクスイート

羊羹焼き芋の焼き方は、ほぼ、かたまりましたので、品種の検討を再度してみます。

その前に、表記法の改善をします。

今まで、170度60分加熱後、保温箱で、保温の場合には、次のように表記していました。

170d60m

つまり、保温については、明示していませんでした。

そこで、保温を明示する方法を考えます。

保温を英語で書けば、heat insulationか、keep warmになります。ここでは、口語表現の後者をとって、kwとします。

時間を明示する場合には、次のように書きます。

kw120m(120分)

時間を明示しない場合には、

kw2hp(2時間以上)

とします。

今回のシルクスートは、丸型のサツマイモで、中央が大きかったので、第1回加熱が、170d60mでは、不足に思われました。

そこで、第1回加熱を、170d90mとしました。

加熱処理は、以下です。

170d90mkw2hp+170d60mkw2hp+op170d30m

op(open)は、アルミホイルを開いて、天板の上に敷いたキッチンシートの上に、サツマイモを並べる意味です。

写真1が、2度加熱保温後(170d90mkw2hp+170d60mkw2hp)のアルミホイルで、蜜は少しだけ出ています。

写真2が、焼き芋の断面です。透明にはなっていません。

栗のようなホクホクの食感です。

焼き芋としては、甘さが不足していて、シルクスイートは、羊羹焼き芋のサツマイモとしては、お薦めできません。

 

 

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写真1 シルクスイートの糖化の状態

 

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写真2 シルクスイートの焼き芋の断面