極上の焼き芋の焼き方(66)

久しぶりのLサイズ

ここのところ、焼き芋はSサイズのサツマイモで作っています。その理由は、失敗したときに、食べるのが大変でないようにするためです。過去に3Lのサツマイモで失敗して、数日、失敗焼き芋を食べて、うんざりしたことがあるからです。

今回は、Sサイズのサツマイモは手に入らなかったのでLサイズの焼き芋に久しぶりに挑戦しました。Lサイズはキャセロールにはいらないので、ラップなしで焼くことになります。

サツマイモは、紅はるかと安納芋です。安納芋はもともとは種子島の特産でしたが、最近では、茨城県産も普通に手に入ります。ただし、茨城県産は種子島産に比べるとサイズが大きいのです。サツマイモの場合には、品種によっては、サイズがあまり大きくなると甘くなくなる傾向があるので、茨城県産の安納芋には、ちょっと不安があります。

今回はオーブンで140度120分加熱として、耳が小さい紅はるかにはアルミホイルのキャップを付けました。

安納芋  生芋の重量:344g   焼き芋の重量:267g 水分損失率:22%  最終温度(120/98度)

紅はるか 生芋の重量:311g   焼き芋の重量:233g 水分損失率:25% 最終温度(114/98度)

写真1が焼き芋の写真です。紅はるかからは、大量に蜜がでましたが、安納芋からはでていません。

写真2が焼き芋の断面です。左の紅はるかは合格ですが、右の安納芋は今ひとつで、糖度は、紅はるかの方が高く感じられました。このサイズの大きな安納芋を焼いたのは初めてだったので、やはり、サイズに問題があるのかもしれません。

アルミホイルキャップは、とがっているところにちょっとだけつけると良い効果があります。写真1に見るように、紅はるかは水分が飛んで、サツマイモの表面にはしわがよっています。アルミホイルキャップを付けると、この状態でも、耳の部分が硬くなりません。

 

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写真1 焼き芋(上:安納芋、下:紅はるか)

 

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写真2 焼き芋の断面(左:紅はるか、右:安納芋)

 

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