姫あやかの低温調理
140度120分加熱です。これは、過去の紅はるかの調理では、140度120分加熱が、200度60分加熱より、糖蜜の出る量が多かったからです。120分加熱をすると、サツマイモの耳の部分がどうしても乾燥しすぎて硬くなってしまいます。この対策としては、次があります。
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サツマイモをキャセロールに入れて、蓋をして加熱する
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乾燥しやすいサツマイモの耳の部分にアルミホイルキャップをつける
過去の紅はるかの調理では、キャセロールの加熱結果が安定していたので、今回は、キャセロールを基本にして、4つのサツマイモのうち、3個をキャセロール、キャセロールに入り切らない1個をアルミキャップで加熱して見ました。
写真1が120分後の結果です。右端のアルミキャップのサツマイモは、透明で、水分が飛んで隙間ができていますから、これで焼きあがりです。しかし、キャセロールの3個は不透明で、加熱不足です。
これではたべられないので、キャセロールの3個のサツマイモは2つに切ったサツマイモをもとにつなぎ合わせ、つなぎ目にアルミホイルを巻いて、今度はキャセロールにいれず、そのまま、170度で30分追加加熱しました。
写真2が追加加熱の結果です、写真2の左から、2番目と3番目のサツマイモは色が透明になって、食べられる状態になりました。また、追加加熱で、サツマイモの周辺に蜜がでています。しかし、写真2の左端のサツマイモ(写真1では、左から3番目のサツマイモ)は透明にならず、味もいまひとつでした。なお、写真3の右端のアルミキャップのサツマイモは比較のためにのせたもので、追加加熱はしていません。
結論:姫あやかの場合には、紅はるかに比べて、加熱温度を高めにとる必要があります。
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