極上のジェノベーゼの作り方(5)

ジェノベーゼの続きです。

前回の写真の材料の分量です。

  • バジル4パック:茎も入れた全重量は100gで、最終的に使った葉だけでは、69g

  • パルミジャーノ・チーズ98g:とりあえず、バジルと等量くらい。筆者はチーズ中心です。事前に、チーズおろしで、細かくしておきます。細かくできなかった端は、ニンニクと一緒にフードプロセサに入れて砕きます。

  • 松の実20g:1パックが20gでした。

  • クルミ20g:松の実と同じ量にしてみました。

  • ニンニク:1かけら

  • 黒コショウ:少々

  • オリーブオイル92g:オリーブオイルは計量しません。ソースの粘りを見ながら調整しています。この量は、終了時に計測したら、これだけ使っていたということです。

投入量は、ニンニクを無視して、69+98+20+20+92=299になります。

機材としては、フード・プロセッサが必須です。

 

次に、写真を引用しながら、作り方を説明します。

  1. バジルをパックから取り出して、写真1のように、葉だけをちぎります。葉に水分がつくと変色して、風味が落ちます。葉に水分を付けずにオリーブオイルでコーティングするのがポイントです。気になる場合には、濡れふきんで拭くことを推奨しているレシピもありますが、筆者は、水分は極力避けたいので推奨しません。庭のバジルを使う場合には、泥はねのない上の部分を使います。虫や虫の卵がついていることがあるので、丁寧にチェックして、不良な部分は取り除きます。今回のパックでも1枚だけですが、不良な葉がありました。

  2. フード・プロセッサにニンニクとチーズの切れ端を入れて砕きます。(写真2)ここで、一度、フード・プロセッサのスイッチを入れます。

  3. フード・プロセッサにバジルを入れます。入りきらない場合には、数回に分けます。バジルの上から、オリーブオイルをたらします。ここでスイッチを入れて、バジルを砕きます。バジルを追加するごとに、オリーブオイルをかけます。(写真3)

  4. バジルとオリーブオイルが完全にまじりあうまで、フード・プロセッサを回転させます。場合によっては、オリーブオイルを追加します。(写真4)フード・プロセッサのヘリにバジルがつくと、バジルにフード・プロセッサの刃が当たらなくなりますので、その場合には、ヘリについたバジルをスプーンなどでそぎ落とします。

  5. チーズとオリーブオイルを追加して、フード・プロセッサを回転させます。(写真5)バジル同様に、チーズがフード・プロセッサのヘリについた場合も、そぎ落とします。最終的に、粘りが良い感じになるように、オリーブオイルの量を調整しながら、フード・プロセッサを回転させて仕上げます。

  6. できあがったジェノベーゼ・ソースを容器に入れます。そのあとで、酸化を防止するために、表面が隠れるように、オリーブオイルを上にかけます。(写真6)

以上で、完成です。すぐに食べる場合には、冷蔵庫で保管します。しばらく使わない場合は、いったん、冷凍庫で保存することもできます。

 

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写真1 バジルの葉

 

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写真2 ニンニクとチーズの切れ端

 

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写真3 バジルとオリーブオイル

 

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写真4 バジルとオリーブオイルが混合

 

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写真5 チーズを投入

 

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写真6 出来上がり