庭のバジルが枯れてしまったので、今回は、スーパーでバジルを購入してバジルソースを作ってみました。
まずは、材料の紹介です。
コーヒーにどれだけ、ミルクと砂糖を入れるかは、各個人の好みの問題です。同じように、バジルの材料の配合の仕方に、決まりがあるわけではありません。
大まかにいえば、次のよう好みが考えられます。
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バジル中心:バジルの香を楽しむ。ソースはあっさり系が好み。
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ナッツ中心:バジルの香を楽しむ。ソースはコクがあるのが好み。
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チーズ中心:チーズのコクと味を楽しむ。
バジル中心の場合には、バジルの割合を増やします。
ナッツ中心の場合には、ナッツを多めに入れます。ジェノベーゼ・ソースのナッツの定番は松の実です。味はこれがベストです。しかし、非常に高価です。次善の選択は、写真2のクルミを使う方法です。松の実もクルミも油分が多いので、ソースにコクがでます。市販のバジルソースでは、カシューナッツを使っているものもあります。かなり、あっさり系になりますが、油分が好みでない場合には、この選択もありますが、最初は、松の実か、クルミで試してみることを薦めます。
チーズは伝統的な方法では、ペコリーノを使います。しかし、筆者はチーズのコクを楽しむのが好みなので、パルミジャーノを使っています。
このほかに、ニンニク、オリーブオイル、黒コショウを準備します。
レシピによっては、塩を加える指定になっていますが、筆者の場合には、チーズにパルミジャーノを使うので、チーズに含まれている塩で十分であると考え、別に塩は使っていません。
なお、スペイン料理やイタリア料理では、写真3のように、ニンニクは中央の芽の部分を取り除いてつかうのが普通です。そこで、ニンニクは、芽を取り除く下ごしらえをしておきます。