極上のジェノベーゼの作り方(1)

きざみバジル

ジェノベーゼは、イタリア・リグリア州の州都ジェノバ(Genova)から名称が取られた、バジルとチーズ仕立てのソースです。今回から、ジェノベーゼについて書いてみたいと思います。

まず、材料のバジルは、ニンニク、オリーブオイルと並んで、イタリア料理には必須の素材です。ちなみに、ニンニクとオリーブオイルが基本になるのは、スペイン料理も同じなので、この2種類の料理の間では、材料が兼用できるものが多いです。また、フランス料理は洗練されていますが、手間がかかるので、その点では、筆者のようなズボラな人間に向いていると考えています。

バジルソースの中には、ジェノベーゼと表記されていないものもあります。味は、バジル、チーズ、オリーブオイルの3点の影響が強いです。特に、バジルとチーズがしっかり入っていないと、水っぽく(油っぽく?)なって、美味しくありません。

今回は、写真1の「きざみバジル」の紹介をします。この製品は、バジルがふんだんに入っていて、ジェノベーゼとは何かを味見するには適しています。ジェノベーゼとはどこにも書かれていませんが、立派なジェノベーゼソースです。味は、市販品の中では、合格点を付けられますが、筆者の基準からすると、塩味がきつすぎます。これは、別に、この製品に限ったことではなく、外食すると、筆者の基準からは、塩味がきつすぎることが多いです。ですから、この程度の塩味がちょうどよいという人が多いことも承知しています。この製品は、新製品のようです。手軽にバジルソースを購入する選択肢が一つ増えたことを喜びたいと思います。

 

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写真1 きざみバジル