一方、YouTubeで、料理の番組をみると、最初はフライパンで料理していても、途中から、料理をオーブンに入れることが良くあります。さらに、フライパンをそのままオーブンにいれて加熱することもあります。そのためにはフライパンは、鉄製か、ホーローである必要があります。
フライパンとオーブンとどちらが簡単かというと、筆者は、オーブンだと思っています。つまり、「フライパンひとつで簡単にできる」というフレーズには、賛成しかねます。その理由は簡単で、料理は、温度と加熱時間の制御の問題と考えているからです。プライパンとコンロの場合には、種類が様々なので、レシピ通りに作っても、温度がどうなるかはわかりません。アルミのフライパンには、熱伝導がよいので、鉄のフライパンの強火は、アルミのフライパンの中火に相当すると書かれています。しかし、最近では、アルミのフライパンの方が普及しているので、アルミを基準のレシピも多いと思われます。このように、レシピはかなりいい加減です。
一方、オーブンの場合には、温度と時間の設定が基本なので、繰り返し調理しても、毎回同じ料理がつくれます。ですから、オーブンの方が、初心者向けです。
一昔前までは、オーブンが高価だったり、電子レンジに併設されているオーブンがおまけ程度で、出力や風力が弱かったりしましたが、最近では、改善されています。また、2人前程度まであれば、1万円以下でコンベックスオーブンが手に入ります。オーブントースターをやめて、コンベックスオーブンにすれば場所もとりません。