クラウス・マケラの新世界

クラウス・マケラは、2022年2月現在で、26歳のフィンランドの指揮者、チェリストです。

オランダ放送のネット配信で、2022/01/16に、マケラた、コンセルトヘボウを指揮したドボルザークの新世界を聞きました。

マケラの誕生日は、1月17日なので、演奏日には、まだ、25歳だったことになります。

マケラの演奏について、ネットを見ると、絶賛の記事が沢山ありますが、実際に、新世界を聞いて、驚きました。

オーケストラのバランスを細かく調整して、フレーズ毎に、丁寧に表情をつけています。

新世界は、交響曲の中では、ベスト10に入る人気曲なので、いやというほど聞いている人が多いと思いますが、マケラの演奏で聞くと、聞き飽きたどころか、これから、何が起こるか、わくわくしながら聞くことになります。

 

演奏は、ともかく、良く歌います。

バルビローリもチェリストでした。バルビローリの演奏もよく歌います。

チェロは、音域の広い楽器なので、チェリストが指揮をするとよく歌う演奏ができるのかもしれません。

 

世の中には、想像を絶するような才能のある人もいるのだと認識を改めました。