オーストラリアのパースに、一般にブルーボートハウス(The Blue Boat House)と呼ばれるクローリーエッジボートシェッド(The Crawley Edge Boatshed)があります。
このボートハウスは、パースで随一の観光撮影スポットです。
ボートハウスは、1930年にできたので、オーストラリアでは、比較的古いです。このブログで紹介した、中禅寺湖畔ボートハウスが、1947年の建設なので、それよりは古いですが、1930年は、昭和5年になりますので、このブログで紹介した古い建築に比べて、各段古い訳ではありません。
このブルーボートハウスの写真は、WEBやインスタグラムに多数あります。
その中に、赤いボートハウスの写真もあります。2019年に、親善試合のために街を訪れているマンチェスターユナイテッドのサッカーチームに敬意を表して、一時的に赤いプラスチックで包んだ時のもので、塗りなおしたわけではないようです。
ブルーボートハウスは、撮影ポイントとして有名ですが、RAW画像編集のデータとしても、よく使われています。
とはいっても、ブルーボートハウスのデータは手元にありませんので、今回は、建物の外観が似た、カフェ ジャーナルのデータを使って、ブルーボートハウス風の画像編集を試しみます。
写真1が、サンプルデータです。左側の建物をボートハウスに相当すると考えて、処理します。
写真2が、ハウスの部分に描画マスクを作って、ハウス以外をグレーに変更しています。
写真3は、ハウスの部分に色を付けています。
写真4は、ハウス以外の部分にソフト化フィルターをかけています。
写真5は、ハウスを中心に、ベグネットをかけています。
この状態では、青色のハウスの部分が、単調に思われました。
写真6では、ハウスの青色の部分に、再度、ベグネットをかけています。
写真7は、ハウスの窓を、描画マスクで分けえて、グレーにしています。
写真8は、完成です。
特定の部分(ここではハウス)に注目を集める目的であれば、このような編集もありだと思われます。
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