ブルーボートハウスにチャレンジ

オーストラリアのパースに、一般にブルーボートハウス(The Blue Boat House)と呼ばれるクローリーエッジボートシェッド(The Crawley Edge Boatshed)があります。

このボートハウスは、パースで随一の観光撮影スポットです。

ボートハウスは、1930年にできたので、オーストラリアでは、比較的古いです。このブログで紹介した、中禅寺湖畔ボートハウスが、1947年の建設なので、それよりは古いですが、1930年は、昭和5年になりますので、このブログで紹介した古い建築に比べて、各段古い訳ではありません。

中禅寺湖畔ボートハウスの秋(栃木県日光市)~つくば市とその周辺の風景写真案内(251) 2020/12/09

このブルーボートハウスの写真は、WEBやインスタグラムに多数あります。

その中に、赤いボートハウスの写真もあります。2019年に、親善試合のために街を訪れているマンチェスターユナイテッドのサッカーチームに敬意を表して、一時的に赤いプラスチックで包んだ時のもので、塗りなおしたわけではないようです。

ブルーボートハウスは、撮影ポイントとして有名ですが、RAW画像編集のデータとしても、よく使われています。

とはいっても、ブルーボートハウスのデータは手元にありませんので、今回は、建物の外観が似た、カフェ ジャーナルのデータを使って、ブルーボートハウス風の画像編集を試しみます。

写真1が、サンプルデータです。左側の建物をボートハウスに相当すると考えて、処理します。

写真2が、ハウスの部分に描画マスクを作って、ハウス以外をグレーに変更しています。

写真3は、ハウスの部分に色を付けています。

写真4は、ハウス以外の部分にソフト化フィルターをかけています。

写真5は、ハウスを中心に、ベグネットをかけています。

この状態では、青色のハウスの部分が、単調に思われました。

写真6では、ハウスの青色の部分に、再度、ベグネットをかけています。

写真7は、ハウスの窓を、描画マスクで分けえて、グレーにしています。

写真8は、完成です。

特定の部分(ここではハウス)に注目を集める目的であれば、このような編集もありだと思われます。

 

 

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写真1

 

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写真2

 

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写真3

 

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写真4

 

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写真5

 

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写真6

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写真7

 

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写真8

 

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