darktableとETTRの設定(3)

屋外の写真でも、露光を変えて、ETTRのテストをしてみたので、結果を報告します。

カメラは、前回と同じKiss Mです。レンズは、EF-M11-22mm F4-5.6 IS STMです。

本題の前に、広角レンズをリストアップして見ました。

2021年時点のめぼしい広角レンズは以下です。Fuji filmは、価格COMのレンズの検索になかったので、除外しています。また、魚眼レンズも除いています。

今回のレンズは2番です。

価格は、1.が、3万円、2.と3.が4万円、4.が、7万円、5.6.7.が、10万円台前半、8.以降が、20万円以上になります。

8.は、今まで、価格に制限をつけなければ、ベストといわれてきましたが、12.が出てきて、逆転されていると思います。

広角は、画角の広い方が有利なので、画質も大切ですが、入らないことには、始まりません。

こうしてみると、1.は、破格の価格帯です。ただし、発売時期が遅すぎたとも思われます。

こうしてみると、広角レンズは、風景と建築写真以外では使われないので、マーケットが小さいのだろうと思われます。

カメラメーカーは、単焦点を作っていません。パンフォーカスのマニュアル焦点でよければ、中国製もありますが、品質には、ばらつきがあると思われます。

 

  1. ニコン(x1.5) AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR 2017年 6月30日 発売

  2. CANON(x1.6) EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM 2013年 7月11日 発売

  3. CANON(x1.6) EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM 2014年 5月29日 発売

  4. SONY(x1.5) E 10-18mm F4 OSS SEL1018(APS-Cフォーマット専用) 2012年11月16日 発売

  5. オリンパス(x2) M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO 2015年 6月26日 発売

  6. パナソニック(x2) LEICA DG VARIO-ELMARIT 8-18mm/F2.8-4.0 ASPH. H-E08018 2017年 5月25日 発売

  7. シグマ 14-24mm F2.8 DG DN [ソニーE用] 2019年 8月23日 発売

  8. ニコン AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED 2007年11月30日 発売

  9. CANON EF16-35mm F2.8L III USM 2016年10月発売

  10. CANON RF15-35mm F2.8 L IS USM 2019年 9月27日 発売

  11. SONY 16-35mm F2.8 GM 2017年 7月28日 発売

  12. SONY FE 12-24mm F2.8 GM SEL1224GM 2020年 8月 7日 発売

本題の、標準露光から、プラス何EVが、ETTRかというテストです。

実は、ー1.0EVでも、空の雲の部分が白飛びしています。

これは、パナソニックのカメラで悩まされたことがありますが、CANONも、例外ではないようです。

空の雲を、除外して考えます。

それから、前回は、露光補正を0.0EVで表示していましたが、この方法だと、ヒストグラムが右に切れているかわからないので、ヒストグラムの右端が収まるまで、露光を落とした表示に切り替えました。

結果は、+0.7で少し、白飛びが始まり、+1.0で、白飛びが明確になります。

これから、+0.3か、+07EVが、ETTRに向いていると思われます。

結果は、室内より、小さめになりました。

 

 

写真1 ー1.0EV

写真2 0.0EV

写真3 +0.3EV

写真4 +0.7EV

写真5 +1.0EV

写真6 +1.3EV

写真7 +1.7EV

 

 

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写真1 ー1.0EV

 

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写真2 0.0EV

 

 

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写真3 +0.3EV

 

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写真4 +0.7EV

 

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写真5 +1.0EV

 

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写真6 +1.3EV

 

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写真7 +1.7EV

 

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