aw Therapeeは、darktableと人気を2分するフリーのRAW現像ソフトです。
恐らく、機能の数は、darktableより多いと思われます。また、ベースカーブ使っていますが、ベースカーブの処理をプロセスのできるだけ後ろに持ってくるように、工夫されているようで、darktableと共通する問題意識をもっているところもあります。
とはいっても、機能の多いフリーソフトにありがちな、操作メニューが煩雑で、分かりにくいという共通の問題点を抱えています。
この問題点は、Raw Therapeeの開発者の中でも共有されていて、操作メニューを改善したARTというバージョンが出ていることを最近知りました。
そこで、今回は、ARTをダウロードして、インストールして見ました。
写真1がインストールして、画像編集している様子です。
Raw Therapeeと比べるとメニューが整理され、わかりやすくなっています。
レイアウトの位置は違いますが、かなり、darktableに似ています。
darktableと比べると、使うモジュールの数が多いので、少し戸惑うところはありますが、マニュアルをよまなくても、問題なく、画像編集ができました。
インストールすると、フォルダー内にソフトが展開されるだけなので、USBでも簡単に使えると思われます。
Gimpも、スピンアウトバージョンが多くありますが、Gimp本体のバージョンアップについていけずに、全てが、中断しています。
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ART a fork of a Raw Therapee
https://bitbucket.org/agriggio/art/wiki/Home
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PX PIXLS.US ART a fork of a Raw Therapee
https://discuss.pixls.us/c/software/art/36
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ART un fork de RawTherapee
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ART
https://yap.bozart.eu/articles/art/intro/index.html
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2021/09/30