露光と白飛びの関係

露光と白飛びの関係を調べて見ました。

結論を先に言えば、ヒストグラムを見て撮影する他に、良い方法はなさそうです。

カメラの自動露光が、標準グレーではなく、白飛びしない、最大の露光に調整してくれるモードがあるとうれしいのですが、今のところ、それは、難しいようです。

写真1は、-0.3EVdすが、ヒストグラムに余裕があるので、もっと明るくすべきでした。

写真2は、+1.0EVですが、これも、ヒストグラムに余裕があります。

写真2の四隅は、暗くなっています。

写真3では、レンズ補正をかけています。レンズ補正をかければ、四隅の問題は、解消します。

レンズは、12-100mmF4.0のオリンパスのプロレンズです。このレンズは、解像度には、ほぼ問題はないので、プロレンズのレベルですが、広角端12mmでは、四隅が、光量不足になることがあります。

写真4は、+0.2EVです。ここでは、カメラのヒストグラムを確認しながら、露光を調整しています。darktableのヒストグラムでも、適切な露光であったことが、確認できます。

写真5は、-0.3EVです。これも、ヒストグラムに余裕があります。

写真6は、-0.7EVです。これも、ヒストグラムに余裕があります。恐らく、-0.3EVにすれば、よかったと思われます。ここでも、四隅に影が出ています。

写真7は、-0.3EVです。ヒストグラムを見ると、露光は適正です。四隅の影はでていません。

四隅の影は、露光不足と関係があるのかもしれません。

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写真1 (-0.3EV)

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写真2 (+1.0EV)

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写真3 (レンズ補正)

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写真4 (+0.7EV)

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写真5 (-0.3EV)

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写真6 (-0.7EV)

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写真7 (-0.3EV)