8月5日の東京都の新たな感染者は5042人でした。図1に、見るように、5042人は、1週前の同じ曜日の感染者数に比べて、1.3倍です。8月4日の4166人も、1.3倍ですから、非常に、増加率が低かったことになります。考えられる理由は、次の2つです。
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7月22日から25日の連休明けの検査数が、休みの分も含んで多かったことの反作用で、検査数が相対的に減っている。
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7月22日から25日の連休の行動制限で、増加率が抑えられている。
5042人は、過去最多ですが、増加率から見れば、とても小さいです。
2021/08/05の朝日新聞は、「1週間平均の新規感染者数は3443人で、前週の1936人から1.78倍に」と書いていますが、例えば、前週の同じ曜日の人の1.7倍であれば、8月4日の感染者数は、5401人、8月5日の感染者数は、6571人になります。ですから、1日の値を、平均を取り換えて操作した、非常に作為的な報道です。NHKも、陽性率が30%になっているとテレビでいっていましたが、東京都のデータは20%です。変異株の比率も、80%ですが、どこかで、90%というWEBをみました。
危機感を煽るための偏向報道が蔓延しています。一方では、問題解決に向けた報道はありません。
図2はモデル推定です。
過去のデータを比較的よく、説明しているのは、増加係数が、1.65+0.1のモデルで、8月7日の平均推定は、4546人です。
図3は、予測計算です。予測は、1週間前の値に、増加率をかけて行います。8月7日に、平均値が、4546人に近くなる増加率は1.9です。1.6では、小さすぎます。そうすると6000から7000人くらいは、十分にあり得ます。
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東京都の感染「2週間後に週平均1万人に」 専門家試算 2021/08/05 朝日新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/69075a131223589ebaec008fbf9c3d340113566d
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NHK特設サイト
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/
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都内の最新感染動向
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
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