5月第3週の東京都の感染者数のまとめ
5月の第3週も終わるので、今週の5月15日までの感染者データをまとめておきます。
Google Transitデータも更新しました。
Googleの予測データも、5月12日版に更新して、これも7日移動平均をEstimatedでプロットしてあります。
東京都の検査データは5月13日に更新されています。
2021年5月13日 の(7日間移動平均値をもとに算出した)検査の陽性率は、6.8%(8.6,6.9,5.9,5.2,4.8,4.2,3.7, 3.7, 3.5, 3.3) %で、検査人数は9419.4人(6331.4,7903.6,8450.0,7633.4,7086.7,6588.0,6688.9, 6035.3, 6760.7, 6417.9) 人です。()は、5月6日、4月29日、4月22日、4月15日、4月8日、4月1日、3月23日、3月19日、3月16日と3月9日の速報値です。検査データが、更新されると、データは日付をさかのぼって修正されますが、以上の値は速報値の暫定値です。
検査数が減って、陽性率が上がっています。
図1が、5月12日版のGoogleの予測値と、東京都の感染者数、経路不明感染者数です。
行動制限率は、7日移動平均では、-50%くらいまで減って、-40%までもどしています。-50%は、連休効果です。-40%は非常事態宣言の効果です。今週は、感染者数の増加がとまってきましたが、連休効果が効いていると思います。連休の行動制限の効果は、5月20日くらいまで効くので、そのあとは、増加しそうです。あとは、変異ウイルスの評価次第と思われます。変異ウィルスが効けば、感染者数は増加します。
ここ1週間は、感染者数は、いったん増えたあとで、減っています
図1のGoogle予測は、感染者数は400人まで下がるというものです。
1週間前の5月5日のGoogle予測では、700人前後で推移していました。2週間前の4月28日のGoogle予測では、1500人くらいまで増えた後で、減少するという予測でした。3週間前の4月21日のGoogle予測は、ピークで800人になり、5週間後に600人まで落ちるという予測でした。4週間前の4月14日の4週間後の予測は、2800人、5週間前の4月8日の4週間後の予測は、1600人でした。
図2に、11月1日からの東京都の経路不明率と陽性率を示します。経路不明率は60%くらいの高止まりだったのが、少し下がって、また、
60%に戻しています。一方、陽性率は、増加がおさまってきています。
図3に、感染者数の1週間前の同じ曜日との差を示しています。東京都が前週との比を使うようになったので、前週との減少比率(1week_ratio)もプロットしてあります。感染者数は増加です。この行動制限率は移動平均ではなく、生の値で、日付は12日ずらしています。-60%まで下がった日が3回あります。これは連休効果です。ここまで下がったのは、1月以来です。あと、4日くらいすると、つまり、今週の木曜日あたりから、感染者数は増加すると思われます。
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COVID-19 感染予測 (日本版)5月12日版
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NHK特設サイト
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/
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都内の最新感染動向
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
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Google Mobile Report
https://www.google.com/covid19/mobility/ Accessed: <2021.5.15>2021-5-13version.