博物館・劇場日記

「ナイブズ アウト」

「Knives out」を見てきました。 ライアン・ジョンソン監督の5本目の長編映画になります。前作は、「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」でしたで、そちらの方で記憶されている方が多いと思います。 内容は、クリスティのミステリーの世界です。探偵役は007…

新国立劇場「セビリアの理髪師」

新国立劇場で「セビリアの理髪師」を見てきました。ひとこと良かったです。オペラとオペレッタは基本同じレベルには扱われないのですから、ミュージカルと比べるのは無粋でしょう。ロッシーニにあったら、現役時代のベートーベンも人気はかなったのですから…

「映画スターワーズ スカイウォーカーの夜明け」

スターワーズの最終回をみてきました。キャリー・フィッシャーさんは、残された未利用シーンの活用ということで、存在感が小さいのはいたしかたないと思われます。 印象に残った点は以下です。 ジョン・ウィリアムスの音楽は、さすがといううまさで、ツボを…

東京宝塚歌劇 宙組 『el japon -イスパニアのサムライ-』を見てきました

動機は、宝塚をみたことがないからというものです。 感想は、自分はよい聞き手ではないというものです。 宝塚がお好きな方は十分にたのしめると思います。また、観客の8割は女性でした。 照明、ダンス、歌唱は、宝塚ですから、外してはいません。さすがです…

「映画ダウントン・アビー」の描く黄昏の英国

映画のおすすめな点 TVドラマは見ていませんが、「ダウントン・アビー」を見てきました。 ポイントは次の点です。 「大英帝国の黄昏」がテーマの一つ。エルガーの音楽の世界観、カズオ・イシグロの世界などの共通するサッチャリズムの前のイギリス。サッチャ…

キエフバレイのくるみ割り人形と1人あたりGDP

12月21日に、水戸で、キエフバレイ(ウクライナ国立バレイ団)のくるみ割り人形をみました。 千波湖岸にあるザ・ヒロサワ・シティ会館(茨城県⽴県⺠⽂化センター)で、ステージは奥行きが狭くて、ちょっと申し訳ない感じでした。また、音楽は、スピーカーを使っ…

画像のスケールについて~森デジタルアートミュージアムとルーブル博物館

森デジタルアートミュージアム:エプソンチームラボ ボーダーレスに行ってきました。その前の週にルーブルに行ってきたので、2つを例に、ここでは、画像のスケール感について、考えてみます。 カメラの画角と人間の視角 カメラでは、スケール感に関係するパ…

ゴッホ展と写真の構図と解像度

上野の森美術館のゴッホ展 (10月11日 (金) 〜 2020年1月13日 (月))を見にいってきました。 HPは以下です。 http://www.ueno-mori.org/exhibitions/article.cgi?id=913189 ここでは、ちょっとへそ曲がりな見方をしてきたので、ゴッホ展を例に構図について考…

ダニエル・ハリトーノフのピアノリサイタルを聴きました

ダニエル・ハリトーノフのピアノリサイタルを聴きました。1998年サハリン生まれ。この人は、2015年のチャイコフスキー国際コンクールで3位入賞ということです。この年は、1位が1名、2位が2名、3位が2名います。ちなみに、このコンクールは4年に一度開かれて…

ラマンチャの男

10月末に帝国劇場のラマンチャの男を見てきました。10月23日が、1300回の記念公園だったようで、そのちょっと後になります。 主役の松本白鸚さんは77歳だそうで、1969年から主役を50年以上演じているそうです。 さすがに、お年で、最初は声のノリがちょっと…