「映画スターワーズ スカイウォーカーの夜明け」

スターワーズの最終回をみてきました。キャリー・フィッシャーさんは、残された未利用シーンの活用ということで、存在感が小さいのはいたしかたないと思われます。

印象に残った点は以下です。

ジョン・ウィリアムスの音楽は、さすがといううまさで、ツボを押さえています。最近の映画館の音響は、変に音をいじって、不快な響きをするものが少なくありませんが、今回は、迫力は十分に、でも耳障りでなくという王道をいっています。

全体に、アドベンチャーの黄金律のうえに作成されている作品で、逆に言えば、新鮮さ、新しい試みはまったくありませんので、予定調和の中を、ハッピィエンドを楽しむ映画です。映画を作る方も、見る方もそのお約束の上で楽しむ作品です。ですから、あれこれ言うのであれば、最初から見るべきではないでしょう。

 

例えば、アドベンチャーお約束の洞窟シーンも出てきます。洞窟シーンのオリジナルは、わからないのですが、少なくとも、私の知っているハガードの小説は1885年に出版されていますので、それだけでも135年前になります。

初映画化は1925年で95年前です。

ヘンリー・ライダー・ハガードのWikiは以下です。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%80%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%89

 

西部劇のように馬も登場します。

 

過去の冒険映画の見どころシーンをリメイクして、サービス精神満載で、あれも、これも、詰め込んでいます。

ですから、「ここは、**のリメイクだよね」と蘊蓄を傾けるところが満載で、その点では、映画通にも面白い映画になっています。

今までは、絵がなくて寂しかったので、今回はポスターを撮影してきました。

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ポスター