極上の焼き芋の焼き方(118)市販の焼き芋の研究(15)蜜芋(鈴木農産、紅はるか)

市販の焼き芋の研究(15)蜜芋(鈴木農産、焼き上げ、紅はるか)

蜜芋(鈴木農産)は、かすみがうら市にある焼き芋館直売所で、焼き芋を販売しています。

登録商標ではありませんが、直売所では、蜜芋という名称を使っているので、ここでも踏襲します。

焼き芋館のHPを見ると、焼き芋什器が3台並んでいます。この石焼き芋什器で、焼き芋をつくっています。

確信は持てませんが、小野食品機械の「名人焼き」に、似ているように見えます。

蜜芋というネーミングですが、壺焼き芋の蜜芋ではなく、石焼き芋です。

鈴木農産では、焼きたてを販売していると、同時に、袋入りも販売しています。

価格は、どちらもMサイズで、税込み160円です。

冷蔵の袋入りも通販で扱っています。

通販で扱っている焼き芋は、一般には、冷凍です。

一度、冷凍すると細胞膜が破壊されるので、焼き芋は、冷凍前より、なめらかになり、食感が変わります。

冷凍が好みでない場合には、通販の貴重な選択肢です。

写真1が、焼き芋の袋です。

写真2と写真3が、焼き芋の外観です。糖蜜は、少しだけ、出ています。

写真4が、焼き芋の断面です。

皮の周辺には、焦げ目があります。

ばら売りと包装済みの間には、差は、ありませんでした。

石焼き芋什器でつくっていますので、蜜芋と呼んでいますが、分類上は、石焼き芋になります。

甘さは、石焼き芋の水準に達していますが、他の石焼き芋より、各段に違うとは感じられませんでした。

また、ペクチン軟化は弱く、焼き芋は、若干、硬めです。

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写真1 焼き芋の袋(左:ばら売り、右:包装済み)

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写真2 焼き芋(ばら売り)

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写真3 焼き芋(包装済み)

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写真4 焼き芋の断面(左:包装済み、右:ばら売り)