市販の焼き芋の研究(15)蜜芋(鈴木農産、焼き上げ、紅はるか)
蜜芋(鈴木農産)は、かすみがうら市にある焼き芋館直売所で、焼き芋を販売しています。
登録商標ではありませんが、直売所では、蜜芋という名称を使っているので、ここでも踏襲します。
焼き芋館のHPを見ると、焼き芋什器が3台並んでいます。この石焼き芋什器で、焼き芋をつくっています。
確信は持てませんが、小野食品機械の「名人焼き」に、似ているように見えます。
蜜芋というネーミングですが、壺焼き芋の蜜芋ではなく、石焼き芋です。
鈴木農産では、焼きたてを販売していると、同時に、袋入りも販売しています。
価格は、どちらもMサイズで、税込み160円です。
冷蔵の袋入りも通販で扱っています。
通販で扱っている焼き芋は、一般には、冷凍です。
一度、冷凍すると細胞膜が破壊されるので、焼き芋は、冷凍前より、なめらかになり、食感が変わります。
冷凍が好みでない場合には、通販の貴重な選択肢です。
写真1が、焼き芋の袋です。
写真2と写真3が、焼き芋の外観です。糖蜜は、少しだけ、出ています。
写真4が、焼き芋の断面です。
皮の周辺には、焦げ目があります。
ばら売りと包装済みの間には、差は、ありませんでした。
石焼き芋什器でつくっていますので、蜜芋と呼んでいますが、分類上は、石焼き芋になります。
甘さは、石焼き芋の水準に達していますが、他の石焼き芋より、各段に違うとは感じられませんでした。
また、ペクチン軟化は弱く、焼き芋は、若干、硬めです。