秋の写真を撮る(19)トーンイコライザーとダイナミックレンジ

トーンイコライザーとダイナミックレンジ

今回は、トーンイコライザーによるダイナミックレンジの補正の課題を取り上げます。

写真1が、今回のサンプル画像です。

写真は、日向と日影で大きく明るさが異なります。

肝心の滝が、日影に入っているので、補正する必要があります。

写真2は、トーンイコライザーで、暗所を持ち上げ、明所の露光を下げています。

写真3は、更に、修正した画像ですが、不自然になっています。

この不自然さは、ゾーン間のマスクの重なりが大きいため起こっています。

写真4では、mask contrast compensationを調整して、マスクの重なりの幅を狭くしています。

写真5は、フィルミックRGBのシーンタブで、暗所を持ち上げています。

明るい部分が、白飛びしています。

写真5では、フィルミックRGBのシーンタブで、黒をはっきりさせて、コントラストをつけています。

写真6では、トーンイコライザーの新しいインスタンスを作って、明所を下げています。

トーンイコライザーのダイナミックレンジは8EVで、フィルミックRGBで、8EVに抑えて編集することが基本ですが、インスタンスを追加すれば、8EVより広いレンジも処理できます。

写真7では、フィルミックRGBのreconstructタブで、白飛びを補正しています。

写真8では、カラーキャリブレーションで、色温度を上げています。

風景写真では、雲の少ない晴天では、ダイナミックレンジが拡がってしまい、日向と、日影の差がおおきくなりがちです。暗所は、トーンイコライザーで持ち上げることはできますが、ノイズがのりやすいので、露光ブランケット撮影ができれば、その方が、良いです。

 

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写真1 

 

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写真2

 

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写真3

 

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写真4

 

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写真5

 

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写真6

 

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写真7

 

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写真8

 

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