もみじラインの峠にある滝が、白滝です。
隣に、峠の茶屋があります。
峠の茶屋の周辺には、いろいろなモミジが植えられています。
このモミジは、種類も多く、色もきれいです。このモミジは、新しい品種と思われます。
もみじラインの道路沿いモミジは、道路の開通に合わせて、植林されたものです。
もみじライン開通は、1972年10月です。つくば研究学園都市の移転開始は、1978年ですので、それ以前になります。
もみじラインのモミジとつくば研究学園都市のモミジを比べると、後者の方が、品種が古く、葉の色が鮮やかになりません。それから、考えると、もみじラインのモミジは、1972年10月より後に、手が入っているはずです。
2009年の「森林官からのおたより」によると、1972年の開業から、「40年近くを経過し、繁茂する樹木によって眺望が妨げられる状況になったため、平成12年から14年にかけて、当時の藤原町、県道路公社及び当署で協議会を設置し、学識経験者の意見を聞いたうえで景観を確保する森林整備を実施しました。この結果、7年を経過した現在も、日光連山を一望する眺望は確保されています。今後は、沿線のモミジに陽光を多く当て、色づきを良好にするための検討も必要ではないかと考えています」とありますので、一部のモミジは、平成12年から14年(2000から2002年)に、植えられていると思われます。
前回、富士見台は、繁茂する樹木によって眺望が妨げられる状況であると申し上げました。
2021/11/15
「森林官からのおたより」によれば、2009年には、まだ、眺望がよかったようです。残念ながら、現在は、繁茂する樹木によって眺望が妨げられる状況に、戻っています。
写真1が、白滝です。この日は、水量が少なく、あまり見栄えがしません。
写真2が、峠の茶屋です。茶屋の左に白滝が見えます。
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栃木県道19号藤原塩原線 wiki
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森林官からのおたより 平成21年 8月 1日 関東森林管理局 第65号 櫻井崇裕
https://www.rinya.maff.go.jp/kanto/koho/koho_si/pdf/kanntounomorikara65-5.pdf
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