ノスタルジック・セピアの研究(5)

 今回は、Marc RooversさんのPictureFXから、Analogfx Sepia Colorを使っています。

検討事項は、カラーバランスRGBで、色を調整して見ることです。

写真1は、基準画像です。

写真2は、lut 3Dで、Analogfx Sepia Colorを使っています。

写真3は、コントラストとグローバル・クロマで、色を調整しています。

写真1の画像では、サチュレーション、バイブランスより、この2つが使いやすく思われました。

写真4は、風景写真の基準画像です。

写真5は、lut 3Dで、Analogfx Sepia Colorを使っています。

驚くほど、オレンジ色がきついです。

写真6は、カラーバランスRGBの設定を確認しています。

グローバル・クロマとグローバル・サチュレーションが、プラスになっています。

写真7では、この2つをゼロに戻しました。

まだ、オレンジ色が強いですが、極端では、なくなりました。

写真8は、写真3と同じように、コントラストとグローバル・クロマをマイナスに振っています。

だいぶ、落ち着いた感じになりました。

写真9では、カラーキャリブレーションで、色温度を調整しています。色温度は、黒では効果がありませんが、セピアであれば、効果があります。

写真10は、カラーバランスRGBの4ウェイズタブを開いています。

このタブを調整すると、色合いを変更できますが、あまり変更しすぎると、セピアでなくなってしまいます。ですから、適切な調整範囲を見つけるのが難しいです。

写真11は、リニア・クロマ・グレーディングのシャドウズのスライダーを変更しています。

オレンジ色の強さは、このスライダーが一番効いています。

今回は、ここまでです。

Marc RooversさんのPictureFXから、Analogfx Sepia Colorは、調整はできますが、それでも、オレンジ色が強すぎると思いました。

Stuart SowerbyさんのFilms: Fuji XTrans IIIのSepiaの方が使いやすいと感じました。

とはいえ、カラーバランスRGBでのコントラストとグローバル・クロマである程度の調整をしてみる価値はあります。

 

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写真1

 

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写真2

 

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写真3

 

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写真4

 

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写真5

 

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写真6

 

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写真7

 

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写真8

 

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写真9

 

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写真10

 

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写真11

 

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