今回は、Marc RooversさんのPictureFXから、Analogfx Sepia Colorを使っています。
検討事項は、カラーバランスRGBで、色を調整して見ることです。
写真1は、基準画像です。
写真2は、lut 3Dで、Analogfx Sepia Colorを使っています。
写真1の画像では、サチュレーション、バイブランスより、この2つが使いやすく思われました。
写真4は、風景写真の基準画像です。
写真5は、lut 3Dで、Analogfx Sepia Colorを使っています。
驚くほど、オレンジ色がきついです。
写真6は、カラーバランスRGBの設定を確認しています。
グローバル・クロマとグローバル・サチュレーションが、プラスになっています。
写真7では、この2つをゼロに戻しました。
まだ、オレンジ色が強いですが、極端では、なくなりました。
写真8は、写真3と同じように、コントラストとグローバル・クロマをマイナスに振っています。
だいぶ、落ち着いた感じになりました。
写真9では、カラーキャリブレーションで、色温度を調整しています。色温度は、黒では効果がありませんが、セピアであれば、効果があります。
写真10は、カラーバランスRGBの4ウェイズタブを開いています。
このタブを調整すると、色合いを変更できますが、あまり変更しすぎると、セピアでなくなってしまいます。ですから、適切な調整範囲を見つけるのが難しいです。
写真11は、リニア・クロマ・グレーディングのシャドウズのスライダーを変更しています。
オレンジ色の強さは、このスライダーが一番効いています。
今回は、ここまでです。
Marc RooversさんのPictureFXから、Analogfx Sepia Colorは、調整はできますが、それでも、オレンジ色が強すぎると思いました。
Stuart SowerbyさんのFilms: Fuji XTrans IIIのSepiaの方が使いやすいと感じました。
とはいえ、カラーバランスRGBでのコントラストとグローバル・クロマである程度の調整をしてみる価値はあります。
前の記事
次の記事