140度3時間のキャセロールで、かなり良い羊羹焼き芋ができることがわかりました。ただし、140度にどのような意味があるのか、今一つはっきりしません。反応温度が80度であれば、いったん、温まれば、より低い温度でも可能なはずです。
そこで、3時間キャセロール法で、設定温度を140度60分ー>90度60分ー>140度60分と60分毎に変えてみました。
使用した紅はるかは、いつものAさんの紅はるか(これは、いつもスーパーでは入手できなく、JAの直売店で1袋だけ売っているものを見つけて入手)と紅天使(ポテトかいつかのブランドの紅はるか)です。
なお、実験で失敗した焼き芋も捨てないで、加工して食べています。失敗を考えると、サイズの大きな芋はリスクも大きくなるので、この後の実験では、Sサイズのサツマイモを主に使うように切り替えました。いままで、紅天使を使っていなかったのは、焼き芋として販売している紅天使に比べて、生芋で販売している紅天使のサイズが小さかったことが理由の一つですが、条件を色々と変える上では、サイズの小さいSはメリットにもなります。
さて、写真1が焼き上がった紅はるかです。2つとも蜜が出ていますが、特に紅天使は蜜がべっとりついています。
写真2が、焼き芋の断面です。どちらも、透明になっていて、水準に達しています。
食味は、共に羊羹焼き芋として、合格と言えます。ただし、わざわざ、途中で、温度を下げるメリットはないと思われました。