極上の焼き芋の焼き方(108)市販の焼き芋の研究(8)「HANZAWA」壺みついも(紅天使)

市販の焼き芋の研究(8)「HANZAWA」壺みついも(紅天使)

すこし前に、横浜そごうの芋博にいってきました。そこで、2種類の焼き芋を購入してきましたので、報告します。今回は、2回目で、「HANZAWA」壺みついもです。

実は、芋博のパンフレットには、「壺みついも」としか、書かれていませんでした。「壺みついも」では、固有名詞ではないので、検索しても、どこのお店かわかりません。ですので、芋博に行くまでは、謎の「壺みついも」でした。

「壺みついも」の常設販売店は、ありません。イベントなどで、最大でも1か月程度の出店です。

それ以外は、通販で、冷凍品を取り扱っています。

おいしいマルシェによれば、次の特徴があります.


使われているさつまいもは、鹿児島県鹿屋市で栽培され、「通常のさつまいもよりはるかに美味しい」という「かのや紅はるかPREMIUM」。栽培方法から品質保持など、厳しい認定基準があります。その糖度は40度を超えるとか……。焼き芋にするとさらに60度を越えるそうです。

「壺」は唐津焼きの老舗「中野陶痴窯」で作られたもの。この壺を使って低温で時間をかけてじっくり焼くことで、さつまいものでんぷんが、糖類の中で最も美味しい天然甘味成分「麦芽糖」に変わり、甘みが増すのだそうです。

また一度冷凍して半解凍で食べると、まるでアイスクリームを食べているような食感でおすすめです。自然解凍でもいいですが、すぐに食べたいときには、レンジでひとつあたり20~30秒くらいかければ半解凍になります。


写真1が、壺みついもで、アルミホイルに包んであり、冷たかったです。

写真2が、断面です。

食感は、とても甘かったです。

素材のサツマイモと焼き方の2つは分けて考える必要があります。

おいしいマルシェの言っているように、糖度は40度を超えるのであれば、サツマイモの寄与が大きいと考えます。

f:id:computer_philosopher:20211225235300j:plain
写真1 壺みついも

f:id:computer_philosopher:20211225235319j:plain
写真2 壺みついも(断面)