チワワの流し撮り

チワワの流し撮りを試してみましたので、忘備録をつけておきます。

一般に、流し撮りは、シャッター速度優先で、1/60秒から1/200秒、画角は、換算70mmから200㎜の望遠を使うことが多いようです。

この設定は、ドッグランで、走っている犬を、離れた所から、撮影する方法です。

今回、挑戦したのは、1.5mのリードをつけたままの条件での流し撮りです。

1)自動焦点

ペットの目に焦点があうというカメラもありますが、横顔で、目が一部しか入っていないので、その機能の効果は薄いと考えます。

オリンパスのカメラを使っていると、コントラスト方式と位相差方式では、焦点を外す、割合が、倍半分くらい違います。m4/3で、同じコントラスト方式では、動いている被写体に対しては、オリンパスより、パナソニックの方が、自動焦点の性能は高いと思います。

オリンパスコントラスト方式で、焦点を外した写真を乱発したので、キャノンのkiss Mを使ってみました。この機種は、デュアルピクセル方式のセンサーなので、位相差の自動焦点が効きます。

結果は、写真1がキャノンの位相差、写真3が、オリンパスコントラストで、位相差が優位とはおもわれませんでした。

この結果には、手振れ防止の効果も加味されていると思われます。

カメラメーカーでは、手振れ防止効果をシャッター速度で、何段分と表示していますが、異なったメーカー間での比較は、できないと思います。

オリンパスは、センサーが小さいため、手振れ防止は、概して、よく効くと思いますが、注意は、必要です。

EM1-MkII と組わせた場合、12-40mm F2.8で5.5段、12-100mm F4.0で、6.5段の手振れ補正が効くと、カタログには、書いてあります。

しかし、12-40mm F2.8の重さは382gで、12-100mm F4.0は、561gです。12-40mm F2.8はいい加減に片手でもって撮影しても、まず、ぶれませんが、12-100mm F4.0は、両手でしっかり持たないとぶれます。

2)シャッター速度

写真2が、1/50秒、写真1と写真3が、1/40秒です。

1/40秒では、手振れや、被写体ぶれを拾いやすくなりますが、背景の流れ方からすると、1/50秒よりは、1/40秒が向いています。

なお、ここでは、連射モードは使っていません。

3)その他、

撮影の一番の問題は、できるだけ、犬の横顔を撮影することです。

犬が小さいので、カメラの高さをできるだけ、低くしていますが、難しいです。

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写真1

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写真2

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写真3